不安障害も心の傷も手放す 神経言語的アプローチとは
新型コロナウィルスの感染拡大で重傷者も増え、かつてなく医療現場が逼迫している中今年もあとひと月となりました。読者の皆さまも、今年はさまざまな変化を受け止め順応し、忍耐を余儀なくされ、現場では消毒の徹底など、慣れない作業でお忙しくしておられるのではないでしょうか。外に出れば、警戒心のゆるんだ状況やどこに潜むかわからないウィルスを規制できないので、できる限り外出は控えて清潔なマスク、うがい、手洗い、消毒液の携帯など、最大限の警戒レベルで自衛してゆきたいものですね。
コーチ・コンサル・カウンセリングや心理職もコロナ事情で業務形態が変わり、感染拡大の第三波の中、筆者自身圧倒されるような思いで、メンタルケアや免疫システムの維持改善のため緊急感を抱いて準備をすすめています。これまで以上にありとあらゆる情報が押し寄せ、また発信する必要も生じています。オンライン、テレワークなどで一日ZOOMやパソコンに向き合ううちに、休憩して目を休めたり、眼筋のストレッチをするため遠くを見たりしていても、目が悪くなりました。
そんな状況につけこむのが、リアルやネットによる詐欺、もっともらしい話や信頼できない情報を流し操作して欺くマインド・コントロール、プロパガンダ、誹謗中傷です。本物そっくりの偽サイトでパスワードや個人情報、金融情報を盗む者、まさかの規模の個人情報流出や漏洩もあります。実際に、邪悪な者や詐欺師たちは卑怯にも決して正体がわからないように嘘をつき事実をゆがめ、あら捜しや後出しじゃんけん、人の無知につけこんで実に巧妙狡猾に都合よく操ります。よく観察するとわかりますが、笑顔でも目が笑っていなかったり、目の奥が暗く無表情で、視線を感じてふと見ると睨んでいた中傷者もいました。また嘘つきは決して自分の嘘を認めず、自分にも周りにも嘘をつき通し事実にしてしまうので、見抜き見破り警戒しつつも、気づかないふりをしながら茶番劇として見物し上手をゆくしかありません。(暴かれるのを最も恐れるので証拠固めは有効です)
『 目は体にとって明りです。もし目の焦点があっていれば、体全体が明るいでしょう。しかし、目が欲で満ちていれば体全体が暗いでしょう。あなたの内にあるのが光ではなく闇であれば、その闇はどれほど深いことでしょう 』ーマタイによる福音書6:22
教育が有益な情報を伝え、教える側を益し向上させるのに対し、洗脳やマインド・コントロールは必ず害となり、操る側の益となります。どれほど相手を気づかうふりをしても、利用したり陥れ、損害を与え傷つけ苦しめて喜ぶ病んだ者もいます。精神科医や心理職、現場で事例を扱う専門家、よほど勘の鋭い人でないと気づきにくい面もありますが、もともとすべての人には五感以外の直観力、第六感が備わっていて、近年科学的に証明されているのも興味深いことです。もちろん直感力を研ぎ澄ませるだけでなく、決して騙されないよう四方八方にアンテナを張りつつ事実確認や情報の根拠も十分調査して確かめましょう。新しい国際社会保障システムに当選した、入金確定したなど、覚えのないサイトはよく調べ、うのみにし開いて登録せず不確かな情報は無視することです。
ますます膨大な量の情報が世界を飛び交う今、いかに信頼できる有益な情報や人間関係や環境を選別するかは大切です。人間力を高めつつ、いかにインプットしアウトプットしてゆくかで、人生や命まで左右する分かれ道になることは知られてきており、尊敬され成功するリーダーほど謙遜で愛情深く、公正で知恵がありよい影響力をもつ特徴があります。皆さまが違法行為に誘われ被害に遭うことなくさわやかなマインドでよい影響力感化力を与え、社会に還元や貢献ができますように。