「報道の自由」がめざすべき 高潔な倫理とは
日本人が好む四季おりおりの時候のあいさつは、気象変動や亜熱帯化で適さなくなり、台風や自然災害の被害を見舞い、ねぎらうあいさつになってきました。改めて、台風や停電など多大の被害や影響を受けた方々すべてに、心からお見舞申し上げます。
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今あらゆる情報があふれています。ネット社会は多くの恩恵をもたらし、新しいプラットフォームなどで、誰もが費用もかけず世界に情報発信できつながれる利点がある反面、デジタル市場は巨大メディアの独占的な力が懸念され、あの手この手で個人情報を盗み悪用しようとする疑似サイト、フィッシングや不審なアクセスなどさまざまなサイバー攻撃にさらされ、犯罪に使われるなど多大な被害が増えていることも事実です。
最近は二段階認証などでセキュリティも強化されつつあり、Googleなど人工知能もクリーンで信頼できる情報かどうか終始学習し蓄積して検閲や選別を行っているようです。それでもカードや電子マネーなどによるキャッシュレスが進むほど、買い物や検索や残高やパスワードなどが、知らないうちに流出したり、かなりの個人情報が掌握され蓄積され、ビッグデータ化していく中人間のほうが支配されかねない、新しい不安や脅威も懸念されています。
人工知能が私たちの仕事や生活のあらゆる分野に入りこんでくる今、安威誠氏など教育の専門家によれば、知識や情報処理や修得以上に、他者との協調や理解、説得、ネゴシエーション、サービス志向性が求められ人工知能で代替できる可能性が低い分野の教育、人材育成、道徳や人間力が求められていくとのことです。いじめや潰しあいではなく、知恵や理解に基づく的確な判断力で問題を回避し、解決し、コミュニティをよくする必要性は、今後ますます重要になってゆくといえます。
「皆さんの中に知恵と理解力のある人はいますか。その人は、立派な振る舞いをし、自分が知恵によって温和に行動していることを示してください。・・・嫉妬や対抗心があるところには、無秩序やあらゆる不快なものがあるからです。」ーヤコブの手紙3:13,16
本当の知恵は、りっぱな生き方や言動に必ず反映するということです。さまざまなメディアで報道され配信される今の社会情勢は、果たしてそのような知恵や理解力を表しているでしょうか。
世界には、高潔な意識をもって情報発信をし、社会貢献をしたいと願って行動に表すあらゆる国籍や人種や背景や立場のプロフェッショナルやボランティアも大勢おられます。筆者も少しでもよい情報を発信してゆきたいと願っています。誰もがもつ脳力や言語能力や想像力は、善用するも悪用するも、私たちの認識次第であることもすでに証明済です。筆者自身はもちろん、皆さまと知恵と理解力があることを、生き方や言動によって実証してゆけますように。