CKDってご存じですか?
8月も残りわずかとなり都内は今年の「酷暑」もようやく峠を越した感じですが、西日本ではまだ猛暑の日が続いています。熊本地震で被災された方には改めてお見舞い申し上げますとともにくれぐれも熱中症に気をつけて頂ければと思います。
都内も暑さのピークは越えたとはいえ、まだ真夏日が続きます。少し気温が下がった日が続いた後に、晴れ間とともに気温が急上昇しますので、むしろ体の対応が追い付かずに熱中症を起こしてしまう恐れがあります。まだまだ油断はせず、普段からこまめな水分摂取を心がけましょう。
今年の夏は熱中症対策として「手のひら冷却」が注目されました。当院のブログでも以前「手のひら冷却」を紹介したことから、複数のテレビ局(テレビ朝日「グッド!モーニング」、フジテレビ「めざましテレビ」)から取材を受けました。
Q. 手のひらを冷やすのは、熱中症予防になるのか。
A. 手のひらを冷やすことは熱中症予防になります。
手のひらには動静脈吻合(AVA)という特殊な血管があり、体温が上がるとその部分の血流を増やすことで熱を発散し、深部の体温調節に関わっています。そこで手のひらを10~15℃程度の水などで冷やすことで、体温を効果的に下げることができます。
Q. 首の後ろより、手のひらを冷やすのが良いか。
A. もちろん、熱中症になってしまった場合には、急速に体温を下げるために太い血管が体表に近い、首すじやわきの下、足の付け根などを冷やすことが有効です。
首を冷やすことは熱中症の予防としても有効ですが、一方で首のうしろから肩にかけては冷やしすぎによる血流低下により肩こりなどの症状を悪化させてしまう可能性もあります。
その点、手のひらであれば、冷たいペットボトルを握ったり、手洗いなどでも簡単・安全に冷やせます。また、帰宅時や職場などでもこまめに手洗いをすることで感染対策にもなります。
エアコンの適切な使用やこまめな水分摂取に加えて、首だけでなく、手のひらの冷却も意識することで、より身近で確実な熱中症対策ができます。
手のひら冷却のやり方、注意点などは、当院ブログ「手のひら冷却」も参考にして下さい。
厚生労働省は8月28日、早くもインフルエンザが流行入りしたと発表しました。新型コロナ感染症も夏場に増加すると言われています。こまめな手洗い・うがいは熱中症対策と感染症対策を兼ねた一石二鳥の方法であり、夏冬問わず1年を通して積極的に行いましょう。


