2人目が欲しいのに夜すぐ寝てしまう夫…セックスレスについて夫婦でどう話し合ったらいい?【夫婦再構築Q&A】
こんにちは
ピリアロハカウンセリングの緒方リサコです。
今日のご質問は、お二人のお子さんがいらっしゃって、今育休中の女性の方からです。
育休中でお子様のこと一生懸命子育てされている中、ご主人の風俗に通ってらしたということが発覚して、もう動転されています。
でも「今、私は育休中だし、子どもも小ちゃいから離婚はすぐにできない」っていうところからのご質問に対して、ご一緒に考えていけたらと思います。
この方は今申し上げたような中なんですけれども、まずどんなにか子育て中のなかそのことを知って、動転、戸惑い、悲しみが渦巻いていらっしゃって、お子さんにも時にはご自分の状態が良い状態じゃないからこそのとばっちりというか、またそこに自己嫌悪を抱いていらっしゃるんじゃないかなと思います。
この代々木でカウンセリングをさせていただいている中、同じようなご質問をいただくことが時にあります。
そして、ペアで(カウンセリングを)させていただいているので、そこに風俗というものを活用というか、行ってしまった方の男性目線、男性視点ということもお伺いすることが時にできたりしています。
なので一つ、まず女性たち、私たちの中では分かりにくい男性目線ということもちょっとお伝えしていけたらいいなって思います。
まず、その女性の観点からお話をさせていただくと、その夫が風俗に行ったということを聞いた瞬間、自分にとって一番嫌なことって何だったんでしょう。
「風俗汚い、だから嫌」っていうことだったでしょうか?
「え、私(の存在って)一体何?」ていうことだったでしょうか?
「今から子どもにとって沢山のお金が必要なのに、なに無駄遣いしているの?」っていうことだったでしょうか?
その嫌だということにおいては「色々な嫌」がおありだったのではないかなって思います。
まさにその風俗に行ってたいうことにおいて、ご自分が自動反応としていろんな感情が湧き起こられたのではないかなと思います。
次に男性目線、男性視点もちょっとお伝えしていけたらと思います。
ここにお出ましの中の男性の方々、ご主人の方々、夫側がおっしゃることとして、いくつかそうなんだって思ったことがあります。
1つ目、妻が本当に育休までして、自分は働いている自分はあまり何も変わっていない。
その中で一生懸命やってくれている。
感謝の気持ちもいっぱい持っている。
でも自分としてはやはり日々の中にセックスというものを持ちたい。
だけど、あんなに大変な妻に対して、今そんなことを言っちゃいけない。
言えるものではないというところで、風俗を利用したっていう目線。
2つ目、セックスはある、だけれども、何か今二人の関係ではギクシャクしている。
妻に「私はこんなふうにしていきたいのよ」って色々言われる。
「ああ、そうか、そうなんだ」妻をも喜ばせることができるともっといいなと思っている。
だけど、ちょっと自分の中で出産を経てきてくれた妻を、今までのように女性と思いにくい部分もできてしまっている。
なので言われれば言われるほど、「どうしよう、できないできてない」っていうところにどんどんどんどん、押しつぶされるようなこともあって、まさに「男としてどうなんだ」っていうところでの確認で風俗を使うっていう時に、たまたまタイミング的に見つかってしまった。
とかということによって、妻のことを思うからこそ風俗で試してみようと思うそういう男性の視点も見られます。
ですので、男性側としては、本物の浮気なら「普通に女性との関わりを持とうとするよ」と「だから風俗に行ってるのは浮気ではなく、自分が性的にどうなんだということを確認したりしていきたいからこその風俗なんだ」ということを分かってもらいたいということを言われた時に、そんな思いで風俗を活用する、利用する、行くってことが男性にはあるんだっていうのは、やはり女性の視点としてはびっくりするというか、「なるほど、そんなこともあったのか」っていうことを感じたことがあります。
ですので、先程女性の観点から「どんな風にお嫌だったのか」、また男性の観点から「そういうこともあるんだ」ということを踏まえた上で、感情的にならず、嫌なことをご自分が「嫌だった」ということをお伝えしていかれること、ご主人と会話されていくことが大事なんじゃないかなって思います。
で、そのことがお互いにそれぞれの立場の観点をちゃんと分かった上で話し合うことができたらば、お二人にとって一番望まれる関係性をこれからこのことがあったからこそ構築していかれるのではないかと思います。
なので、ご自分が一番嫌だったことを考えていかれ、そしてその時に男性の視点・目線を踏まえた上で、ご主人に正直な気持ちを伝えていかれる、そのことによって望まれていくお二人の関係性に繋がっていかれることが、今回の痛くて辛くて嫌な出来事がそちらに繋がっていけばいいなていう風に今私は感じています。