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何年も習っているのに子供のピアノが上達しない、そうモヤモヤしている親御様も多いはず。
ピアノはも勿論日々の練習がとても大切になりますが、
きちんと練習していても上達が見え辛いことはよくあります。
よく見られる例をお伝えします。
*家で練習しない
上達以前にまず練習をしない。
1番困るのはこの理由ではないでしょうか。
子供たちにも練習しない理由があると思います。
「疲れるから」というのが理由なのはよく耳にします。
学校に行って、学童に行って、その後習いごとに行って・・・
大人でも疲れるスケジュールを子供達はこなしています。
生活のリズムの中に練習時間を組み込み時間を確保することが必要となります。
朝起きたら弾く、夕ご飯の前に弾くなどルーティーンとして習慣にしてあげましょう。
短時間で朝と夜、夕方と夜など2回に分けて練習を行うのも効果的です。
*練習方法がわからない
今習っている曲を、はじめから終わりまで通して終わりになっていませんか?
練習方法がわからない、というのもよくある話です。
レッスン中には先生がこういう風に弾いたらもっと良くなる、
こういう練習をしましょう、とアドバイスをしてくださっているはずです。
もしも自分で練習方法を本人が覚えていられない場合は
可能であればレッスンに同席して、
どういう練習が必要か先生に教えて頂きましょう。
同席が難しいのであれば帰り際に先生に教えて頂いても良いと思います。
片手練習、リズム練習、部分練習、ゆっくり練習など練習のやり方も色々あります。
そしてお家では得意なところを練習するのではなく、
苦手なところを練習するように促してあげてください。
*音符が読めない、リズムがわからない
ピアノの練習はピアノを弾くことだけではありません。
楽譜を読むことも大事なことです。
ドレミが読めないのに指づかいだけで弾いていたり、
リズムがわからなくて拍子感のない演奏になっていませんか?
指づかいだけでピアノを弾いていたら、
いつまで経っても楽譜は読めるようになりません。
声に出してドレミを読む練習をしたり、
手を叩いてリズムを確認してあげましょう。
声に出すこと(アウトプット)はより記憶や理解が定着しますので、
なるべくドレミを歌いながら弾いて練習を行いましょう。
*練習に付き添ってあげる
自分はピアノが弾けないからわからない、
家事で忙しいなど親御さんも忙しいと思いますが、
お子様が小学校4年生くらいになるまでは同じ部屋、
または近くで練習を付き添ってあげてください。
そして練習頑張ってえらいね、上手になったね、と
声をかけてあげてください。
*練習できる環境作り
上達するにはまず練習できるお家での環境作りが大切になります。
テレビがついている部屋で練習に集中するのは難しいですよね。
遠くから練習している曲を聴いて声をかけてあげるだけで
一人で練習しているのではない、と孤独感を感じなくなります。
練習を嫌がる子の大半は一人で練習をすることを嫌がることが多いです。
新年になり気持ちも新たに練習に向かってみてはいかがでしょうか。
憧れの曲を今年の目標に練習してみるのも効果的だと思います!