外壁診断士の資格を持つ職人が、長く快適に暮らせる住まいのメンテナンスを提案（3/3）

家を印象づける色選びについては、試し塗りのほか既存建物の見学も可能

　家の見栄えを印象づけると言っても過言ではない外壁や屋根のカラー選びは、多くの施主が悩むポイントだとか。

　「窓枠のサッシ部分は塗装ができないので、サッシの色を考慮してアドバイスをしています。ファッションのようにトータルコーディネートすることが重要で、相性が悪い配色の場合は、はっきりお伝えするようにしています。お客さまの好みはさまざまですが、最近はツヤを控えた塗料が『新築のように見える』と人気なんですよ」

　大手メーカーの標準色の見本板を準備しているだけでなく、候補にあげた3色を実際に壁に試して見比べることもできます。また、南側、北側など方角によっても色の見え方が異なるので、過去に大戸さんのもとで手掛けた建物を見学して、日の当たり具合による色味などを確認することもできます。

　「地域のみなさまから信頼していただくことが大切だと思っていますので、着工前にはご近所などへしっかりとごあいさつすること、工期中はご迷惑をおかけすることがないよう現場の整理整頓、清掃を徹底しています。そのおかげか、完工後もお付き合いが続くだけでなく、新しいお客さまをご紹介いただくことも多いんです」

　作業の報告も逐一行い、疑問があれば、メールでも電話でも受け付けているという大戸さん。「お客さまがご不安を感じることがないよう、問い合わせにも迅速に対応しています。細やかなサポートを通じて、美しい住まいづくりをお手伝いしたいですね」と語ります。

（取材年月：2023年6月）

■大戸一希プロのプロフィールを見る

⇒職人直営だから要望にも迅速かつ、きめ細やかに対応が可能