楽しい療育アプリ

長田有子

長田有子

テーマ:どんどんはなそう


目 的
動詞を使った2語文、3語文、形容詞、名詞などの「ことば」の課題の練習として制作されました。
指導のポイント
このアプリは、「すらすらことば」の次のステップとしての課題です。一般的に子どもが言葉を獲得するのは、母親の言葉を子どもが真似をする模倣相互作用によると言われています(小林登先生の「子ども学」より)。しかし、中にはなかなか真似を始めないお子さんもいます。そのような場合は、言葉のイントネーションに音程をつけて歌うようにすると真似がしやすくなることがあります。このアプリでは歌うように文字と文字を続けていますので、発語がしやすくなっています。最初に「すらすらことば」のアプリで50音をしっかり発語できるようにしてから、次にこのアプリで「ものの言葉」に挑戦してみてください。できれば親御さんやセラピストの口元を見せながら、一字ずつ試みてください。なお、言葉の発語には心の問題がかかわっている場合がありますので、できないことで気後れさせないように、無理をさせず、歌うように軽い気持ちでやってみましょう。
また、話す気持ちを導くために録音機能を使ってみてください。子どもは自分の声が聞きたいために、発語することがあります。最初は完璧を求めずに、真似できるところだけを録音して、聞かせてあげてください。

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長田有子
専門家

長田有子(臨床発達心理士)

調布発達支援教室

20年以上メディアと音を使った療育に取り組み、発達に不安のある子と保護者をサポートしています。大学進学や就職を果たしたケースも多数。教室に通えない家庭のために「楽しい療育シリーズ」アプリもリリース。

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