「社員を壊す」経営者
Net上において・・・
いつの間にか
《誘導されている日常》ってありませんか?
それって
《本当に自分の意思》で選んでますか?
例えば
・お試しで頼んだはずの商品が
定期購入になっていたり
・解約手続きが妙に複雑だったり
・セールの
終了時間を示すタイマーが動き出したり・・・
ダークパターン
こうした仕掛けを
「ダークパターン」と呼ぶ・・・そうだ
ユーザーに気づかれないように
意図しない選択や行動を促すデザインのことで
無意識のうちに《望まない決断》を
してしまう構造・・・らしい
OECD(経済協力開発機構)によると
ダークパターンは7つに分類
①行為の強制
(不要なオプションへの導入・・とか)
②インターフェース干渉
(「×」ボタンを極端に小さくする・・とか)
③執拗な繰り返し
(アップグレードのポップアップ・・とか)
④妨害
(解約手続きを異常に複雑にする・・とか)
⑤こっそり
(自動更新をデフォルトでONにする・・とか)
⑥社会的証明
(この商品は〇〇人が購入しました・・とか)
⑦緊急性
(今すぐ購入しないと割引が終了します・・とか)
いずれにしても
ユーザーの心理を逆手に取った仕掛けで
短期的には企業側に利益をもたらす反面
信頼や評判を削るリスクも抱えている
(と偉そうに言っても・・
何度となくその罠に陥ってる己に愕然w)
ナッジとの違い
一方で
「ナッジ」という言葉をご存じだろうか
行動経済学の分野から生まれた考え方で
人が自然と良い選択をできるように
そっと背中を押す工夫のことらしい
例えば
・学校の食堂で野菜を目立つ場所に置くとか
・レジ待ちの列に足跡のステッカーを貼るとか
・環境にやさしい電力プランを
初期設定にするなどが挙げられる
《行動を促す》という意味では
同じなのだけれど
ダークパターンと決定的に違うのは
その目的と誠実さ
『ナッジ』はあくまで
⇒あなたにとって
良い方向へ導くための工夫
(優しいおせっかい!)
『ダークパターン』は
⇒企業の都合で
気づかれないように仕掛けるもの
(押し売り!)
人間の心理を巧みに活かした
「似て非なるもの」だということ
(身近にゴロゴロありますよね~)
“人”にたとえると見えてくるもの
最近は欧米を中心に
ダークパターンを
規制する動きもあるようですが・・・
企業側が完全にやめるかといえば
なかなか難しそうでして・・・
やり方を少し変えたり
言い訳が立つよう
規制をかいくぐったり
より巧妙に見せかけたりと・・・
Netの向こう側では
今日も誰かが
新しい仕掛けを考えている訳で
こちら側に特効薬は存在せず
まずは「知っておくこと」
そして
「これは本当に自分の意思か?」と
一呼吸おく習慣が
無駄な出費やストレスから自分を守ることに
少しでもつながるのでしょうね
もう一つ感じたのは
「ダークパターン」と「ナッジ」って
俯瞰して見ると・・・
《そういう人》にも見えてくる
そっちの都合を
一方的に押しつけてくる人と
こちらのことを
思って声をかけてくれる人
必ずあなたのコミュニティに
《ダークパターンさん》って
居ませんか?(居ますよね!)
⇒ 7つの必殺技のうち
一つか二つはお持ちでは?
⇒ 総じて本人は
「ナッジ気取り」だったりして?
これまた
どちらが近くに居て欲しいかは
言うまでもない・・ことですし
「距離を置く」ことも必須バイブルかと
この手の話も・・
この手の人も・・
きっとこれからも
進化し続けていくのでしょう
だからこそ
まずは知っておくこと
適度な距離をとること
人間心理の
愚かさと儚さって
大切に向き合って・・
大切に持ち続け・・
利用されるのではなく
大切な場面で
ちゃんと使うべきもので・・
ありたいものです!
#368
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