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『S_99年末』

田村哲也

田村哲也

カスタマーセンターに
電話をかけると
 音声ガイダンスが流れる

指示通り
スマホの数字をタップし続け
やっとたどり着いた先にあるのは
「通話が込み合っているため・・」
 といった類のアナウンス

時間を空けて
イチからやり直し(やれやれ)

気付くと様々な事やシステムが
 ヒトを介在しない世の中に
 なってると思いませんか?
 (コスパ? タイパ? 進化??)

電話してもいいですか?

「いま  お電話しても
  よろしいでしょうか?」

といった
 ショートメールを
 受け取ったことはありませんか?

A:「はい大丈夫です」と打って返す
B:   こちらから直ぐにかける

私は「B」・・かな

かけられない時だけ
「◆分後に
 こちらからおかけします」・・と

SNS全盛の今
 コミュニケーションが
 妙に取りやすいが故に
 余計なターンを目にする
 (それは本当に配慮なの?)

個々人がスマホを所持する今
 ダイレクトにかけたとしても
 受信側が受けるか否かの
 ジャッジをする訳で・・・

ならば「お伺い」を省いて
 直接かけてもよいのではないか・・
 カスタマーセンターじゃないのだし

相手が出ず
留守電等にメッセージを残せない際は
「先程〇〇の件でお電話しました
 ご都合の良い時間を
 教えていただけますか?」
 といったSMSは
 使わせて貰ってますが・・w

昭和99年=2024年

コミュニケーションツールが
固定電話しかなかった時代
(筆者の十代はまさにそれ)

マナーまではいかないが
 電話をかけた際の「入口の会話」や
 よそ様にかけてもいい「時間」
 といった常識やセオリーを身に付けた

今思えば不便に見えるその頃は
 プロ野球や歌番組全盛の
 昭和50年代(100年の折り返し)
 ・・・TVがすべてのど真ん中

そして気付けば
 マスメディアの牙城が
 完全に崩壊しつつある昨今
 ・・・そして2024年は「昭和99年」らしい

100年という歴史的長さの中では
 情報収集や連絡手法や
 習慣や仕組みといった
 ゲームルールや武器や道具も
 変わっていくのは当たり前・・・ですよね

でもなぁ・・・
(時々感じる
 腑に落ちないモヤモヤ感)

何が進化し
 何が退化したのだろうか?
何を大切にし
 どこに向かうのだろうか?

ヒトを介在しない
 無機質で合理性だけが王道

コミュニケーションなんて
 不要と言わんばかりの世相

昭和はよかった
 などと言うつもりもないし
諸々の流れを
 否定するつもりもない
(めっちゃ便利ですし
 たくさんの恩恵も授かってます)

ただただそれって
 なんだか随分
 遠くまで来ちゃったような

 切なくて寂しい感慨



さあ今年もあとわずか
 昭和99年に何ができたか振り返り
 昭和100年をどう受け入れるのか

ほんの少し
 立ち止まってみては如何ですか?

#354

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田村哲也
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田村哲也(経営コンサルタント)

office TAMURA (オフィス タムラ)

小規模事業所経営者さんが、なぜ「儲ける」という課題をクリアできないのか?経営者さんを取り巻く2つの障壁をクリア‼❶忙しいの解消→「第二領域」の確保❷成果を上げるため→「苦手領域」のサポート

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