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田村哲也プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

『○○ガチャ』

田村哲也

田村哲也

新入社員が希望する配属先に
必ずしも就けない現実を
・・・『配属ガチャ』

そして更に
多くの企業がこの課題に対応し
 配属希望を叶える動きが進む中
 若者(新入社員)の関心は
 新たな「ガチャ」だという現実を
 あなたはご存じだろうか?

上司ガチャ

誰もが知ってる企業の
マネージャー:Kさん曰く

「田村さん日経記事見た?
 あんな風に『上司ガチャ』とか
 あたかも市民権を得てるような
 言語化こそが・・・ホントマズいんだよね」


そう
特定の上司が「当たり」か「外れ」かで
 若者サイドにとって
 職場の満足度が
 大きく左右されるという『上司ガチャ』

リクルートの調査によると
若手社員が上司に期待するのは
「意見や考えを尊重してくれること」や
「丁寧な指導」であり

一方で上司に対する不満としては
「感情の起伏が激しい」や
「正当な評価をしてくれない」
 といった声が挙がる(らしい)

対応の限界

こうした背景の中
 企業は「配属希望を叶える」以上の
 対応を迫られている

記事によると
*大和証券は
 専門性を重視した配属確約や
 高い初任給の提示
*損保ジャパンは
 入社前に配属先を決定する制度を導入

これらは一見すると
学生優位に見えるが・・・
 実際には企業が優秀な人材を
 確保するための戦略でもある(とのこと)

売り手市場が続く中
希望するキャリアを提供できなければ
 新入社員がすぐに離職してしまう
 ・・というリスクと現実

Kさん曰く・・
これらの取り組みの裏側には
企業が抱える複雑な苦悩が潜んでいると・・

例えば「上司ガチャ」問題は
 上司となる中間管理職の
 育成不足に起因する部分が大きいとのこと

感情的で理不尽な指導が
若手の不満を生む一方で
 現場では上司自身が多忙を極め
 新人に寄り添う余裕が持てない
 という現実があるらしい(わかるー)

また
新入社員の配属希望を叶えたとしても
~既存社員の
 モチベーションを損ねる可能性や
~特定の部署に人気が集中し
 不人気部署が
 人手不足になる懸念も拭えない(ふむふむ)

さらに
若手社員の期待値が高騰する中で
「すべての希望に応えるのは当たり前」
 と見られる風潮も
 企業には重くのしかかる
(「お世話になります!」は
   いずこへ・・・・・・・)

「配属も希望通り・上司も理想通り」
 といった環境を
 すぐに整えられる企業は少なく
そのギャップが組織内で
 新たな不満や摩擦を生むことも少なくない
(何だか目的と手段が逆転してますよねw)

なんでも「○○ガチャ」

*セクハラ
*パワハラ
*モラハラ
・・・いつしか
「○○ハラ」だらけ

今度は
*親ガチャ
*配属ガチャ
*上司ガチャ
*顔ガチャ・・・と
「○○ガチャ」が横行

Keyword化や
カタカナ的なカジュアルさが
飛び交うと
往々にして『古さ』が咎められ
 今の世相や風潮が
 一瞬にして主流となす

我々もそういった風や流れを
 存分に受けて
 今日があるのかも知れないが

昨今の「それ」とは
間違いなく違うのでは・・・
(と感じることが・・既にNG)

今日もまた
 生産性のない己を認め
 ついて行けてない自身を噛み締め

でもさぁ・・・
 その「ガチャガチャ」の前に立ち
 コインを入れて回したのは
 『私です』・・という
 潔さと謙虚さが
 少しはあってもいいのになぁ・・・
 などと思いを巡らせ結びます

・・・Kさん  また一杯やりましょう!

#350

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田村哲也
専門家

田村哲也(経営コンサルタント)

office TAMURA (オフィス タムラ)

小規模事業所経営者さんが、なぜ「儲ける」という課題をクリアできないのか?経営者さんを取り巻く2つの障壁をクリア‼❶忙しいの解消→「第二領域」の確保❷成果を上げるため→「苦手領域」のサポート

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