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田村哲也プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

『早く転べっ!!』

田村哲也

田村哲也

『インテグリティ』という単語を
 ご存じだろうか?

「誠実さ」や「高潔さ」を意味し
 個人の生き方や経営理念としても
 大切な価値観であると言われてるWord

昨今
多くの企業が
『インテグリティ』を掲げており
「コンプライアンス(法令順守)」から
『インテグリティ』への移行に
 舵を切る動きも目にする

たしかに
政治家や経営者の
不適切な行為が報道される中
「法令違反がない!」という主張だけでは
 本質を捉えておらず・・・
 むしろ許されるはずもなく・・・

なのに昨今の世相は
益々もって
コンプラやハラスメントと言った
表層の「それ」を守ること
ゴールと化し
そこに対する違反(逸脱)行為は全てNG扱い

ハンドルには遊びが

コンプライアンスは
組織の信頼を守るために
必要不可欠な基盤
(・・であることに異論はない)

しかしその一方で
厳格すぎるコンプライアンスが
個人や組織の成長を
阻害することはないだろうか?

特にキャリアの浅い
ビジネスパーソンが陥る失敗に対して
すぐに厳罰を下す社会の現状を見ると
少しだけ
「コンプライアンスを緩める勇気」
必要なのではと感じたりもしている
(許されたはずの
  敗者復活戦は・・いずこへ)

完璧を求める余り・・・
というか
 子供の頃より
 失敗はNGという教育の中・・・

初動の「0⇒1」に対する躊躇が
世相や時代の流れや
駄目な大人達のせいで
チャンスの芽を摘んではいないだろうか?

100回転ぶ

こんな事例での
ミニ勉強会をすることがある

*100回は転ばないと自転車に乗れない
  ↓   ↓   ↓
*つまり101回目には必ず乗れる(という前提)
  ↓   ↓   ↓
*この場合100回転ぶ事は「失敗?」or「成功?」
  ↓   ↓   ↓
*自転車に乗れることを
  ゴールとすれば転ぶ事は成功!
  ↓   ↓   ↓
*ではどうすれば一番早く自転車に乗れますか?
  ↓   ↓   ↓
最速で「100回転ぶ事!!」
  ↓   ↓   ↓
*なのに多くの人は転ぶ事をしたがらない
(如何に転ばないようにするかを最初に考える)
  ↓   ↓   ↓
*何故かというと
 「転ぶ事」=「失敗」と思っているから
  ↓   ↓   ↓
*最初から出来るわけないのに
  どうすれば転ばないで乗れるかを考える
 (もはやクセ・・・世間体・・・)
  ↓   ↓   ↓
*そう「1回目に挑む時間」がかかりすぎ
 (人生のほとんどが同じでは・・・)
  ↓   ↓   ↓
*いいですか・・・
  ↓   ↓   ↓
*短期的での見映えの良さと
  評価は・・・「転ばないこと」
  ↓   ↓   ↓
でも・・・本気で最短で成功し
 スキルも真の実力も身につけたいのなら・・・
 『早く転ぶしかない!!』

緩める勇気

冒頭の『インテグリティ』
 推奨へのKeywordは
 ・・・「早く転ぶこと!?」

転んだことの意味や
そのスピード感や本質を見て上げるコト

コンプラもいいけれど
少し緩めることも必要なようですね

#346

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田村哲也
専門家

田村哲也(経営コンサルタント)

office TAMURA (オフィス タムラ)

小規模事業所経営者さんが、なぜ「儲ける」という課題をクリアできないのか?経営者さんを取り巻く2つの障壁をクリア‼❶忙しいの解消→「第二領域」の確保❷成果を上げるため→「苦手領域」のサポート

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