「社員を壊す」経営者
Z世代が
Z世代を分析するコラムを横展開・・・
『Z世代のリスク回避を理解して』
慶應大学4年生の林佳杜さんのコラム
↓ 以下要約 ↓
*Z世代の就職活動は
「リスク回避」の傾向にあると指摘
*例えば
定時退社を重視する学生や
逆に成長を重視して
長時間働きたい学生がいるなど
多様な価値観を持ちながらも
リスクを避ける姿勢が共通
*このリスク回避こそ幸福の本質であり
Z世代の就職活動においては
「やりたいこと」よりも
「やりたくないこと」を把握し
それを避けることこそが
安全で幸福な人生を送るための基本戦略
*企業の採用担当者は
学生に「何がしたいか」ではなく
「何をしたくないか?」を尋ねることで
本音を引き出し
より適切な採用を行うべきだと提言
~8月初旬の日経新聞より~
彼らは
やりたいことを見つけるよりも
避けたいリスクを明確にし
それを基に職場を選ぶ傾向が強く
一見わがままにも見えるが
VUCA時代の中では合理的な戦略として
機能している(と理解)
受け入れる側こそ
同時に良くないクセで
「Z世代かぁ!?」と
ついついバイアスを掛けがち
しかし
よくよく噛み砕いてみれば
「未熟なわたし達の
思考や傾向を理解してください!」
・・・ではなく
「あなた達大人側が
リスクの本質や
今現代を生き抜く価値観を
柔軟に理解しないと
そちら側が退場を強いられちゃいますよ!」
・・・に聞こえなくもない
だが今もって知ったかぶって
しがみついて生きている
中高年諸氏にその意識は薄く
むしろ
ホワイトだブラックだと
表層にばかり気を取られ
且つ踊らされ・・・
今風に合わせたはずの
数々のルールや建付けは
今風の面々から
見捨てられるという顛末
衰退や衰弱
いずれにせよ
『何をしたくないか?』を問いかけることは
むしろ全てのビジネスパーソンに
必須なんだと思う
社会人経験をある程度経たのならば
「何をやりたいか」
「何が得意なのか」
「何が強みなのか」
「何で価値提供するのか」
「何で喜ばせたいのか」・・・といった
『何をしたくないか?』に対する
具体的なアンサーを
明確に持ち合わせて居なければならない
世の中の景色が
猛スピードで変化しているというのに
いまだ仕組みや組織や時代のせいにし
おまけに
そんな面々が幅を効かせている組織が
残業もハラスメントもコンプラも・・・
と言ったところで・・・ねぇw
採用のオペレーションに
『何をしたくないか?』を
是非とも盛り込んでみてください
同時に御社が持ち合わせて居る
本質や強みや
ちょっぴり時世に逆行するモノやこだわりを
言語概念化してさらけ出してみてください
その摺り合わせなくして
期待値ギャップによる無駄な採用コスト
そして
既存メンバーに対しても
風土や文化が(結果的に)浸透定着せず
ゆっくりと
衰退(衰弱)に向かうという
本末転倒を目にする機会があった
(から・・悲しくて文書にした)
とは言うものの本音では・・・
最初から『○○をしたくない』を
口にすることに
どうしようもない
違和感を感じてしまうお爺ちゃん(なのです)
今日もまた
フェードアウトが確実に近いことを確信しつつ
・・もう少しだけ しなりますかっ
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