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『大リーグボール』

田村哲也

田村哲也

子供の頃テレビの前で
夢中になって観てた『巨人の星』

主人公:星飛雄馬が駆使する
「大リーグボール1号~3号」に見とれ
 多くの野球少年たちはその世界観に浸った

大リーグボール~その現実と象徴

あの時代『大リーグ』
別世界のような存在であった
(そもそも「メジャーリーグ」ではなく
 「大リーグ」という表現 w)

助っ人外国人という言葉が
まさにその象徴でもあった

日本人選手と彼ら外国人選手の間には
 フィジカルの差という
 圧倒的な壁が存在していた
 (パワーとスピード)

それを乗り越えるためには
 ストーリー展開上「魔球」という・・・
 いわば努力と執念と根性の結晶が
 必要でもあった訳だ

しかし時代は移り変わり
 今や日本の野球界も
 メジャーリーグに肩を並べる存在となった

あの時代の圧倒的な差が
薄まってきたことに
 筆者世代としては
 喜びと同時に驚きも感じ・・・
 本当に現実なのかと
 疑いたくなるのも無理はない・・かと

「大谷翔平」=「大リーグボール」

今年の大谷翔平選手の活躍を
目にするたびに私は思う・・・
「生きてて良かった!」

彼はまさに『巨人の星』が描いた
 海の向こうの
 理想(究極)の野球選手像を
 現実のものとして体現している

投打にわたる二刀流でのパフォーマンス
 圧倒的なフィジカルと
 技術を兼ね備えたその姿は
 存在そのモノが
 まさに『大リーグボール』!!!!!
(打球も投球も走塁もその全てが・・)

かつて・・
アメリカのメジャーリーグに
立ち向かうには
 何か特別な力(魔球)でもなければ
 太刀打ちできないという感覚と前提・・・

しかし大谷翔平選手は
 その「特別な力」を根性や鍛錬だけでなく
 科学とフィジカルの進化によって手に入れた
 (もちろん圧倒的なセンスと才能あってこそ)

彼こそが
現実の『大リーグボール』であり
 巨人の星が描いた最終形を
 具現化したアイコンとフォルムなのだ!

未来と行方

大谷翔平選手の活躍を見ていると
 あの頃のフィクションが
 陳腐に思えるほどの現実

彼の存在は
メジャー側から観た際の
 アジアからの
「助っ人外国人」と化している

WBCの結果や
大谷翔平選手の実績だけで
 日本野球が世界のトップに立てたと
 短絡的に思っているわけではないが

「巨人の星」の時代が押し出した
 大リーグボールという魔球頼みは
 幻想と化したことだけは
 もはや誰もが認めるところだ

これからの日本野球は
さらなる進化を遂げるだろう
 そしてその象徴となるのが
 まさに大谷翔平選手であり
 彼そのものが醸し出す
 「存在」=『大リーグボール』


きっと来シーズンは
*投手で10勝以上(防御率2点代前半)
*打者として35本以上(100打点超)
*盗塁も20は行くだろう

あまりの凄さに
我々は慣れ始めていて・・
上記レベルの内容では満足できない感覚・・
 彼自身のせいで多くの一般人は
 飼い慣らされたあげくに
 もっと高見を望むという始末


二刀流を真似て
追い掛ける選手が出てこないことに
 唯一無二の『大リーグボール』なんだと
 改めて思わせてくれてますよね

ヒリヒリも期待しちゃいましょう!

#343

3年前のコラムですが・・・
世界一の選手になりたい:2021年8月23日投稿

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田村哲也
専門家

田村哲也(経営コンサルタント)

office TAMURA (オフィス タムラ)

小規模事業所経営者さんが、なぜ「儲ける」という課題をクリアできないのか?経営者さんを取り巻く2つの障壁をクリア‼❶忙しいの解消→「第二領域」の確保❷成果を上げるため→「苦手領域」のサポート

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