「社員を壊す」経営者
ビジネスマナーについて話す際
『和語』について触れる(こともある)
和語がもたらす力
電話対応やクレーム対応の際
和語を使うと一気に印象が変わる
和語は柔らかさと温かみを持ち
相手に対する敬意や配慮が
自然と伝わる言葉
たとえば
「すみません」と謝るところを
「お手をわずらわせて申し訳ございません」
に変えるだけで
相手への気遣いが明確に伝わる
そして
「恐れ入りますが」と付け加えることで
お願い事や依頼にも角が立たない
(言葉自体が持つ力だけでなく
伝わり方も厚みを増す)
クレーム対応時も
「お待ちいただけますか?」ではなく
「少々お時間を頂戴できますでしょうか?」
に変えると
急かす印象が和らぎ
相手も自然と心を開きやすくなる
和語が持つ柔らかさは
自然と状況を緩和させるから
有効に活用すべし!
(と・・・発信!)
日頃の意識あってこそ
和語を効果的に使うためには
日頃からの意識が重要だ
例えば忙しいときでも
相手を急かさない
「お手すきの際に」とか・・
謝罪の際には
「ご容赦くださいませ」
といった言い回しが・・
自然に出るようになるには
日常の言葉選びに配慮が必要
普段から
和語を意識して使うことで
いざというとき
スムーズに口から出ますよ
(と・・自分のことは棚に上げて発信w)
また和語を使うのは
単なる言葉のテクニックではなく
そこに込められるのは
相手を思いやる気持ち
相手の状況に応じて言葉を選び
相手がどう感じるかを
想像しながら話すことこそが
和語を活かす本当の意味だろう
和語は心を伝えるためのツールであるが
言葉だけが浮いてしまうと
逆効果になることもある
日頃から相手を思いやり
敬意を持って接することこそ
大切ですよね
(と・・これまた偉そうに発信w)
和語に頼りすぎる危険性
とはいえ
和語を使うことにばかり意識が向くと
肝心のコミュニケーションの目的が
見失われることもある
「申し訳ございません」を
「お詫び申し上げます」に変えても
言葉に心が伴わなければ相手に伝わらない
『丁寧に伝える』と
『丁寧に聞こえる』は似て非なるモノ
形式的に言葉を並べるだけでは
本質が失われてしまうことを忘れたくない
和語は確かに便利だが
巧みに使うことよりも
相手を思いやる心と
その場に応じた適切な態度
(併せて日頃の姿勢)
和語の存在・・
その適切な使い方・・
もちろん知っておいた方がいいし
己を守ってくれることだってある
ただ
あまりにも流暢に使いこなすことで
妙に薄く感じてしまう場面に
出くわすことだってある
(その形式的な表層を相手は見抜く)
ビジネスコミュニケーションにおいて
和語はとっても有効であるが
相手の気持ちを
常に考える姿勢が大前提であると
肝に銘じて・・・結びたい
いつだって
マナーやモラルの奥底にあるのは
ツールや手段ではなく
相手への誠意(敬意)・・・ですから
#342
同じ内容となりますが
下記「note」にも並行掲載中
是非ともお立ち寄りください
↓ ↓ ↓
https://note.com/tamg0124/n/n066b9b4fd949