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田村哲也プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

『切ない二つの記事・・・』

田村哲也

田村哲也

8月末の日経新聞に
 ちょっと切なくなる二つの記事が
 同じ日に掲載されていた

●ひとつは
 2024年1月から6月までの半年間で
 自宅で亡くなった
 一人暮らしの人が「37,227人」
 そのうち65歳以上の高齢者が
 76.1%を占めていたという記事

●もうひとつは
 無縁墓が増加し自治体がその処理に
 悩んでいるという内容

どちらの記事も
 少子高齢化や過疎化が進む
 現代社会が抱える暗い側面を
 映し出しており
 それらは更に加速し
 歯止めが掛かることは
 もはやないのだろう


一方ここ数年の自身を振り返れば
子どもとしての役割は終わらせた(かな)
 ✓昨年二月に母を亡くし
 ✓今春には実家を処分

6年以上も空き家状態のそれは
 不用心で災害リスクもあり
 処分するのが最良だと判断したわけだが

チャチャット済ませた流れに対して
 田舎特有のNG的なニュアンスも
 耳に届いたりもした・・・w
(これまた現代社会の課題)

死生観との向き合い

(頭の中には)若い頃から
 ずーーーっと「死生観」が渦巻いている

親の死や故郷に対する思いや
自身の人生を全うするコト
とかに対し・・・
 その辺の諸々が本当に希薄
 且つ著しく欠落しているので
 家人や友人にちょいちょい叱られる


冒頭の記事紹介にあった
無縁墓にだけにはならぬよう
「墓仕舞い」さえ済ませてしまえば
 家族に迷惑を残さず
 エンディングを迎えられる

私の父母だけが眠る墓所
 どこかに移すのか・・
 永代供養にするのか・・
最終決定には至っていないが
 家人とも話し合い
 現実味を帯びてきている

その幕引きこそ
両親に対して最低限の敬意
(であると勝手に解釈)

何も残せない以上
余計なモノだけは
 始末しておかねばならない
(という・・焦りに近い感情だ)

8×8=64

父親が死んだ年齢を超え・・
多少なりとも  まともなうちに
「死」と向き合うことの言語化

・3×3=9歳(転校)
・4×4=16歳(関東大会)
・5×5=25歳(結婚)
・6×6=36歳(転職)
・7×7=49歳(大病)
  二十代の頃から口にしてきた
  己だけが知り得る節目を刻み・・・
8×8=64歳(いよいよ射程距離w)


『LifeShift=100年時代』
 なる文字や話題を目(耳)にするに付け
 その長さと迫り来る現実に背筋が凍る

孤独死や無縁墓という活字に
 同化することだけはないよう・・
間違っても
「生」にしがみ付くコトのないよう・・

人生の免許返納
 自分の意思で確実に行って
 静かにフェードアウトしたい


孤独死・無縁墓・空き家・認知・施設・・・
 エゴや怠慢だけではない
 個々人が持つ
 それぞれの理由と言い訳


物知り顔で黄昏れたところで
 もう少しだけ・・しなりますっ!

#340

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田村哲也
専門家

田村哲也(経営コンサルタント)

office TAMURA (オフィス タムラ)

小規模事業所経営者さんが、なぜ「儲ける」という課題をクリアできないのか?経営者さんを取り巻く2つの障壁をクリア‼❶忙しいの解消→「第二領域」の確保❷成果を上げるため→「苦手領域」のサポート

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