「社員を壊す」経営者
商談上手な方の話しをしよう
talk:A
二点差の9回裏
2アウト満塁で代打○○登場
満塁サヨナラホームランで
劇的な結末でしたよ!
talk:B
二点差の9回裏
2アウト満塁で代打○○登場・・・
とにかくもう
メチャクチャ劇的な
エンディングでしたよ!
こんな風に雑談めいた話しにおいて
◆talk:Aさんは
正確に順を追った説明で
抜けはないのだけれど
「そうだったんだぁ」となんとなく終了
◆talk:Bさんは
相手が知りたい部分を敢えて飛ばして
「でっ・・どうなったの?」と
食いついて貰える(可能性大)
雑談としての例文ですが
商談やプレゼンに置き換えても
効果アリなのです!
大事なところを飛ばす
上記の事例のように
わざと突っ込ませることで
より内容がクリアになる進化系として・・・
わざと自分がミスしたかのようにみせて
相手を誘導する手法がある
例えば説明したい内容が
「A→B→C→D→E」といった流れと骨子
それを敢えて
「A→B→C→E」と伝え
わざと『D』を飛ばして説明
すると『D』の話しになるだろうと思った
相手の予想を軽やかに裏切るコトとなる
(いい意味でモヤッと・・
何かあるはずだと聞きたくなる)
具体的に記すと
「右肩上がりのグラフ説明」の際
その中に
ある特定に一年だけが
ガクッと逸脱していたとする
そしてそこを敢えて無視して説明
すると相手からは
「一年だけ凹んでますが
それについて説明いただけませんか?」
と質問が飛んでくる
実はこれ
質問が来るように仕向けた訳で・・・
まさにここが『D』なのです
●こちらとしては
この『D』を詳しく説明したい
●相手としては
自分が質問したので
詳細な説明を長めに聞いても違和感なく
むしろサクサク染みこむ
●自分起点の質問なので
その内容に愛着すら沸く
●そこに対して見事に切り返せば
相手の自尊心まで埋められて
双方の思惑が想定ラインを超えていく!
・・・といった筋書き
一点補足ですが・・・
といった風に
『D』に対する質問が
こちらの想定通りに飛んでこなくても
大丈夫!
その際は・・・
ここまでで 何かご質問はありますか?
(しかしながら→リアクションなし)
一点補足なんですが
もしかするとこのグラフの
この部分が少し変なのでは?
とお考えの方も居るかもしれません
実はここに重要なポイントが
ありまして・・・
と 如何様にも応用の利いた展開に
繋げられるといった筋書き
*話しすぎない
*わざと穴を空けておく
*相手起点の利用・・・etc
思い通りの結論に導きたい時って
肝心なコトに気付かず
自分の考えや資料に
慢心してたりしませんか??
・・・と
今日もまた
自戒を込めて結びます
#336
今日の話は
『「説明が上手い人」がやっていることを
1冊にまとめてみた』という書籍から
一部抜粋引用させてもらいました