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田村哲也プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

『同感』と『共感』

田村哲也

田村哲也

コミュニケーション上手な方って
その距離感が絶妙だと感じる

そこにあるのは
「同感」ではなく『共感』

【同感】とは
 自分の経験と
 相手が話す内容を照らし合わせて
 共通点や相違点を見つけ
「自分」がどう感じているか

【共感】とは
 「相手」が
 どう感じているのかがわかること


依存と攻撃

その意味合いは
 かなり重なり合う訳だが
 心の中でのそれは全く違う

そして
さらに感じ方とは違った次元で
 場当たり的な対応や
 自己都合的な思惑が
 そこにはあったりしないかだ!?

時に耳にする
「わかるわかる」というフレーズは
『同感』の代名詞だが
 結構浅はかな経験値や価値観が
 まぶされていたり・・・もする

先日相談されたケースでは
その「わかるわかる」には
『あなたは私のことを
  わかってくれてるんだ』

 相手に思わせて・・・

 依存心を抱かせたり
 仲間意識や理解者を演じたりする
 類いのヒトなのかもしれませんね・・・と
 (妙に納得されていた)

そういった方は・・
その後考え方や意見が食い違った際
「なんでわかってくれないの」と
 手のひら返しの
 攻撃が始まるから手に負えない
 (いませんか身近に・・)

「依存」と「攻撃」
 表裏一体であることを
 決して忘れてはいけませんよっ!

わたしなんて

「わかるわかる」を
 そんな風に使う方の
 もう一つの特徴が『私なんて!』・・だ

謙虚に映るこのフレーズには
「防御」と「圧」が潜む

「この業務を
 ○○さんにお願いできますか?」
 と投げかけた際に

「私なんて駄目(無理)ですよ・・・」
 的なフレーズから会話がはじまる

結果がいまいちだった際にも
言い訳のきく「保険?」と「脅し?」

はたまた
「そんなことないですよ」と
 言わせるための常套句

結局は
「認めさせたい」が透けて見える
 謎の圧力に要注意かな!?

テリトリー

結局のところ
 好感の持てるヒトって
 距離感や言い回しが絶妙

『共感』しながら
 ある意味ちゃんと
 相手のテリトリーにも足を踏み入れる

しかしながら
 間違ってもグイグイ踏み込まず
 自分と相手とが
 重なり合う部分を理解した上で

 その面積を無駄に広げようとせず
 濃くするような・・・
 深くするような・・・感覚

*上席とスタッフ
*先輩と後輩
*顧客と私たち
*彼と彼女
*・・・・・・・

『共感』と重なり合う『面積』

いろんなモノ(こと)が
 集約されてるこの二点に
 注意を払うことは
 決して無駄ではなさそうですね!

#315

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田村哲也
専門家

田村哲也(経営コンサルタント)

office TAMURA (オフィス タムラ)

小規模事業所経営者さんが、なぜ「儲ける」という課題をクリアできないのか?経営者さんを取り巻く2つの障壁をクリア‼❶忙しいの解消→「第二領域」の確保❷成果を上げるため→「苦手領域」のサポート

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