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田村哲也プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

『ソースとリソース』

田村哲也

田村哲也

「弊社のリソースは・・」
 みたいな表現を
 ちょいちょい目(耳)にします

日本語で「資源」を意味するそれは
「ヒト・モノ・カネ」という有形財産と
「情報・知見・時間」という無形財産
 とで概ね構成されている

一方
『ソース』という
 フレーズにも出くわす

あれっ・・・みなさんは
 その違いをサクッと言えますか?

顧客情報

リソースは
「何か動かすのに必要な資源」

ソースは
「何かの出どころ」

例えば・・・
企業所有の顧客情報そのものは
『ソース』だが

それをまとめたり活用するのは
スタッフ(ヒト)という『リソース』

どっちが上とか下とかではないが
少なくとも『ソース』を
『おおもと・みなもと』的な
 ニュアンスと理解

ヒト・モノ・カネ

言わずと知れた大原則
この順番は不変だ
(きっと未来永劫)

小規模事業所を率いる
多くの経営者は
 スタッフ(ヒト)が大切
 と強く思ってはいるものの
日々のマネジメントでは
 そうも言ってられないのが現実

そこでこんな提案を!?

*「ヒト」を『リソース(必要な資源)』
 という定義から
 切り離してみませんか?・・ということ

*「ヒト」は『ソース(全ての源)』
 ですよね!・・・ということ

*もっと言うと
『リソース』などという
 謎のカタカナで括っているようでは
 社員の心を掴むことも
 社員自身が持ち合わせている
「リソースw」を引き出すことも
 永遠に出来ないのではないだろうか?
 (大げさかな?)

*さあ・・・
 あなたの会社のスタッフは
 『ソース?』or『リソース?』

顧客満足??

その辺りまで
思考の角度を変えてみると
 ⇒経営者が望む:顧客満足(CS)
 ⇒スタッフ側が望む:従業員満足(ES)
納まりも折り合いも
少なくとも今よりは
 グッと近づくのではないでしょうか?

とっても便利な
数々のビジネスワードですが・・・

カタカナになってしまうことで
 その芯にある大切な
 『源(ソース)』
 置き忘れていたりすることに
 時々注意を払いたい・・かな!

#307

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田村哲也
専門家

田村哲也(経営コンサルタント)

office TAMURA (オフィス タムラ)

小規模事業所経営者さんが、なぜ「儲ける」という課題をクリアできないのか?経営者さんを取り巻く2つの障壁をクリア‼❶忙しいの解消→「第二領域」の確保❷成果を上げるため→「苦手領域」のサポート

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