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田村哲也プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

『ニーズ = 承認欲求だったり!?』

田村哲也

田村哲也

とある
営業系勉強会の講師からの事例

*今年の暑い夏、エアコンが壊れた
 ⇒ヤマダ電機に夫婦で向かう
 ⇒メーカーのはっぴを着た派遣スタッフから
  いきなりスペックや売れ筋の説明
 ⇒「そこで買わない」と心に決めた瞬間

*その足でノジマ電器へ移動
 ⇒全員自社店員の接客
 ⇒トータルな知識とフラットな対応
  「どうされましたか」
  「それはお困りですね」
  「日頃どのような使い方をされてますか」
 ⇒現状把握と課題提示・・・
 ⇒この時点で
  「この人から買う」と決めている・・・

ここで得られる気付きとして・・・
●ヤマダ電機は
  プロダクトアウト(売り手思考)
●ノジマ電器は
  マーケットイン(買い手思考)

如何ですか?
あなたが携わる商品やサービス
*自分ではヒアリング(のつもり)
*自分ではアドバイス(のつもり)
*自分ではお役立ち(のつもり)

知識や理論や
メリットデメリットは勿論大事

ですがどこかでそれを
・押しつけてたり
・ひけらかしてたり
・なびかない顧客を
  小馬鹿にしてたり・・

Y社もN社も
 目指してることは同じなのに
 順番や熱量や視座が全く違う
 ・・・ということ

肝に銘じておきたいですよね

ウォンツとニーズ

この手の流れで
取りだたされる表現に
「ドリル」と「穴」・・がある

顧客が本当に欲しかったモノは
ドリルではなく穴そのもの
・・・という例え話!
(「穴開けサービス」
      でも良かったw)

ドリルのような
 個別ニーズ(手段)を『ウォンツ』
 一段上の欲求(目的)を『ニーズ』

言われてみればその通りだが
今日は更にもう一つ深掘ります・・・


DIY好きなパパは
日曜大工で腕を発揮する(したい)

そんなパパは
お手伝いをしてくれる子供達の前で
 ●かっこいいと思われたい
 ●賞賛されたい

故に格好いい道具を
サラッと使いこなすには
 性能やコストもさることながら
 デザインやコンパクトさも
 ・・・かなり重要

そこにあるのは
「ドリル」でも「穴」でもない
 子供達からの『承認欲求』を満たすこと!
 それこそが真のニーズだったりしますよね!
(つまり奥深く
  もう一段上のニーズの探求・・も必須)

「ために」と「立場で」

冒頭の事例に戻そう・・・
ノジマ電気の社長さん曰く
*「お客様のために」と
*「お客様の立場で」の違いは・・・

顧客を大切にする
気持ちは同じでも
『立場で』の方が
 そばに寄り添って考える
 印象が強い・・・と伝える!

つまり
 CSとか顧客目線とか
 誰もが知ってるし・・
 掲げているモノであっても

トップからの
 ニュアンスや意図や
 正しい言語概念化
 あってはじめて
 末端にまでその考え方は行き届き
 顧客の購買意欲を揺さぶる
 ・・・という話


即効性のある
 戦術や対策も大事だが
 上位概念の浸透・定着
 重きを置かねば・・・

 結局のところ
 お客様のメガネに
 適うことがないという
 「究極の急がば回れ」の構図!

大事なことこそ
 いつだって
 目に見えず忘れがち・・
 そんなところを
 拾い上げる役割を果たしたい!

#300
 ⇒なんとか300週
  連続投稿が出来ました

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田村哲也
専門家

田村哲也(経営コンサルタント)

office TAMURA (オフィス タムラ)

小規模事業所経営者さんが、なぜ「儲ける」という課題をクリアできないのか?経営者さんを取り巻く2つの障壁をクリア‼❶忙しいの解消→「第二領域」の確保❷成果を上げるため→「苦手領域」のサポート

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