「社員を壊す」経営者
テンション ⇒ 緊張・不安
リダクション ⇒ 緩和・脱落・削減
日常はこの二つの繰り返し
例えば
●大切なプレゼンや商談
●重要なスピーチやイベント
・・・といった後に訪れる「緩和」
気持ちが一気に緩んだ直後・・
打ち上げの席で
羽目を外してしまったり・・
プレゼンの中身の評価や
結果とは別次元で
妙な達成感に覆い尽くされたり・・
それは
ただの「気の緩み」だという警告を
少しだけでいいから
自身のチェック項目に記しておきたい
(・・・という話を展開します)
テンション・リダクション
●高価なジャケット購入後
ネクタイを勧められると
これくらいなら・・・と
●量販店でPCを吟味し終えた頃
予定になかった周辺機器も同時購入
●新車購入に辿り着いた
直後のタイミングで
必要のない機能や追加装備を併せ買い
どうやらヒトは
緊張の糸が切れたとたん
脳が満足して弛緩し・・
それまでの緊張は消え失せ
単純な “バカ”状態 となり
まいっか と
財布のひもが緩む構造
売る側は 買う側の「そこ」を
刺すという常套句!
ここに潜む
「緊張」⇒「緩和」の
まるでジェットコースター感覚を
『テンション・リダクション効果』と呼ぶ
ついで
Webマーケティングでは
似たような “バカ”状態 を上手に利用
(消費者はそれに
乗せられるという構図)w
クリック一つでポチッと購入
「そんなあなたにお勧めは
これとこれ」
・・・いわゆるリコメンド
これらに総じて言えることは
先に買ったもの(「OK」したもの)より
安くないと駄目だということ
この程度なら・・
これくらいなら・・
という「ついで」・・の心理
ヒトは己の行動を
肯定し続けてしまう生き物らしい
振返り
週末に訪れる気の緩み
平日の「拘束(テンション)」から
解き放たれた直後の
「緩和(リダクション)」
本来なら
その週の成果の検証や
振返りを経た後に
噛み締めなければならない
「気の緩み」・・・のはずだが
⇒ヒトは自分に甘い生き物でありw
⇒そして毎週
ブルーな月曜日を繰り返すw
⇒気が付くと
振返りを実行している者から
周回遅れと化すw
そういった日常は
多少大目に見るとしても
準備不足だった
プレゼンやイベントには
せめてもう少し・・注意を払いたい
課題や反省点を検証せずに
緩和が全てを飲み込み・・
緩い空気感がはびこり・・
安堵感が不都合をかき消す!
「緩める」ことは大事だし
否定している訳ではない
・・むしろ必要不可欠なモノ!
ただその登場の仕方は
自身の言動を
都合良く納めるための
ドラッグに化けることも否めない!
「テンション」のあとには
必ず「リダクション」
「ついで買い」してしまう
そこのあなたっ・・!?
(誰? それ? おれ?)
特に注意が必要かもw
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