「社員を壊す」経営者
創業間もなくて
まだまだ組織としては小さいけれど
未来に向かって頑張っている!
・・・みたいな会社を
なんとなく
ベンチャー企業って捉えていませんか?
諸説ありますが・・
どうやらベンチャー企業とは
『革新的な技術・製品・サービスを開発し
イノベーションを生み出す企業であり
設立数年程度の若い企業』
(日本政策金融公庫
「現代のベンチャー企業を知る」)引用
これまた諸説ありますが
その特徴は・・
*20~30代の若手人材が多いこと
*新しいビジネスに挑戦する会社
*クリエイティブな印象の強い新興企業
あれれ・・・
「うちはベンチャーなので・・」
といった感じで
まるっと都合良く口にしている
そこの・・・あなたっ!
失笑されないように
お気を付けくださいねw
「7S」
企業の10年生存率は
わずか1割にも満たないという現実
中身が
ベンチャーなのか否かはさておき
トップに求められるのは
独創性だったり
瞬発力だったり
意思決定の明確さや早さ
・・・だったり
なんて話を酒のつまみに
設立三期目の30代前半の
経営者:Fさんと一杯やった
たいして深くも話せないのに
マッキンゼーの「7S」とかを
持ち出して・・・
『7S(セブンエス)』
①Strategy(戦略)
⇒競合に勝つにはどうする?
②Structure(機構)
⇒組織構造は最適かな?
③System(社内のシステム・制度)
⇒管理や人事制度は最適?
④Shared Value(共通の価値観・理念)
⇒従業員は同じ価値観を持ってる?
⑤Style(経営スタイル・社風)
⇒従業員の発想・行動レベルは?
⑥Staff(人材)
⇒採用と育成はどうなってる?
⑦Skill(経営スキル)
⇒戦略を実行するスキルは?
自社の組織を分析する際に
もってこいと言われる「7S」
F社長へは
◆その思考の整理と
抜け漏れ防止の観点では
一つひとつが
独立していると思えば良い!
◆一つが変化したり大きく動くと
この7つは関係し合っているので
全体の構成が動きますよ!
そんなレベルの話に
あまりにも
感心して聞いてくださるので
「ただの請け売りですから」・・・と
付け加えて照れ隠し
ベンチャーマインド
①~③は「ハードのS」
④~⑦は「ソフトのS」
必死に戦っている
正真正銘の
ベンチャー企業(F社長)にとって
いま意識が向いているのは
「ハードのS」
・・・それで良い!!
(それすら整理できていない
先輩社長だらけですよ・・・と)
一方
短期間で形成することの難しい
「ソフトのS」
それ故に
できるだけ早い段階で
④~⑦には着手し
浸透・定着を促すことが
10年生存の大切な『肝』・・かと
なーーんて偉そうに
その重要性を
声を大にしてお伝えさせて
貰いました
持論の域を出ない話に・・・
そんな初老のうんちくに・・・
最後まで
目を輝かせてくれたF社長・・
ありがとうございました
ベンチャーって
建付けや定義ではなく
トップの覚悟と
マインドなんでしょうね!
わたしも
もう少し・・しなります!
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