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田村哲也プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

『ぶらんでぃんぐ!?』

田村哲也

田村哲也

経営理念や価値観といった
上位概念は本当に大切だ

そして
 その形なきモノ
 浸透・定着させるのは至難の業だ

そもそもトップがそれを
 額に入れたお飾りのように
 扱っている場面に多々出くわす

一方
 そういった地味で面倒なことには
 時間も想いも注がず・・

「凄いですねぇ」と言われやすい
 表層や見た目の方を気にする
 (・・と言うコトも わからなくもない)

「素敵ですね」
「センスがいいですね」

誰だってカッコよく思われたい

着ているモノや
身につけているモノで
判断されるのは
企業も人間も同じだからだ

ミッションあっての“ブランド”

外から
 見えやすいモノが「ブランド」
外から
 見えにくいモノが「ミッション」

今回のコラムで用いるミッションは
わたしが日頃
 口にする「上位概念」と同義
 (Mission・Vision・Valueの総称)

そして
「ミッション」と「ブランド」は
 ある意味『一対』

本来は
「ミッション」あっての「ブランド」

もちろん最初は
 カッコつけることから
 始めたっていい

知ってもらうことや
イメージを植え付けることで
 働いているスタッフ側も
 「見られている」コトを
 常に意識することとなり
 結果的に・・・
 「私達らしさ」に辿り着くのなら・・

しかし
いつまで経っても
 外からの体裁ばかりに
 気を取られていると
 結局のところ足下をすくわれる

どこぞの
中古車販売会社のように・・・
(Big♪ Big♪ Big♪ ・・・♪)

参入障壁

人事評価基準の
「定性と定量」
「ミッションとブランド」の
 関係性に近い

少々大袈裟かもしれないが
 個々のミッション醸成が
 企業における成果や信頼という
 ブランドへと昇華

企業が醸し出す
姿勢やマインドこそ
 結果的に他社がマネの出来ない
 圧倒的な参入障壁と化す
 (と思ってやまない!)


こういった概念や
バックボーンなしに・・
「コーポレートカラーは?」
「我が社のブランディングは?」
 といった
 上滑りなやり取りに遭遇すると
 辟易するし嫌気がさす

それはまるで
 人間力という中身を
 ないがしろにしたまま
 着飾るスーツの生地や形や
 ネクタイの色を
 ただただ
 気にしているだけに過ぎず・・・

それまでお洒落の欠片
 全くなかったことを棚に上げて
 ・・・失笑とはこのことか

故にそれらは
「ブランディング」ではなく
「ぶらんでぃんぐ!?」
(・・読みが一緒で実態は小学生・・)

大切なモノ

企業の使命や価値を
多くの人に知ってもらうことが
本当のブランディング

外への発信以上に
内部への浸透・定着には
 時間も手間もかかる

そもそも理解の域に
辿り着かない “者” すら存在する


故に
そんなこんなを
 待っている余裕もないのが
 小規模事業所(の宿命)

故に
順番はさておき
 とにかく意識することこそが
 めっちゃ重要(だとは思う)

同時に
 ブランディングなる言語を
 これ見よがしに
 安易に口にすることは・・
 取組みそのモノを・・

 益々もろくさせてしまう一面も
 決して忘れてはならない感覚だ
 (大企業じゃねーし!!)


言いたいことはただ一つ

『本当に大切なモノは
 いつだって目に見えない』

 ということ・・・以上終了!!

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田村哲也
専門家

田村哲也(経営コンサルタント)

office TAMURA (オフィス タムラ)

小規模事業所経営者さんが、なぜ「儲ける」という課題をクリアできないのか?経営者さんを取り巻く2つの障壁をクリア‼❶忙しいの解消→「第二領域」の確保❷成果を上げるため→「苦手領域」のサポート

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