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田村哲也プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

『権利と義務』

田村哲也

田村哲也

H社での若手への研修のヒト駒

ホワイトボードに大きく「+」と記す
* 横軸は『コミュニケーション』
* 縦軸は『印象(笑顔・清潔感・態度)』

服務規程やビジネスマナーの
もっと手前にある
(大事な)話としてスタート・・・

「右上」
 コミュニケーション力が高く
 清潔感を伴った好印象

言うまでもなく
ビジネスパーソンとして
「右上」にプロットされることは
・仕事を進める上でも
・顧客に何かを伝える時にも
・自身の成長を加速させるためにも
・・・・・必須!

いたずらな
「知識」や「技術」といった
 スペックよりも
 ある意味
 とっても大切な要素なんですよ!
 ・・といった入りだ

否定から入る

「左下」
 コミュニケーション力が低く
 印象や態度もイマイチ

そして
 ここにプロットされるヒトほど
 何故かその自覚も理解も薄い

それはどこかで
 苦手意識はあるのかもしれないが・・
 少しでもそのポジションを修正する
 行為に向かわず・・・
 それ自体を否定する傾向すらある

✓コミュニケーションって
  そんなに大事でしょうか?
✓こだわりがあるので
  見た目を指摘されたくないっす!

当たり前をなめるな

コミュニケーション(横軸)を
少しでも高めるコツは・・・

✓勤怠(遅刻厳禁)
✓会議の着席時間や事前準備
✓小さな約束ごとの徹底
 (入力業務や提出物や片付け
  ・・・とか)

決して上手な会話や
飛び抜けた気配りが出来なくても
 日々に潜む「当たり前」をコツコツ続け
 仲間の信頼(のようなもの)を
 ジワジワと勝ち取る(認めてもらう)

そんなところから
 頼みごとや 頼まれごとが自然発生し
 結果として
 コミュニケーション力も身につく!

第三者が決める

一方
ヒトの第一印象(縦軸)って
 圧倒的な評価基準(ですよね)

その重要性について
「他社事例」で研修を展開・・

「髪を切ってきなさい♂」と
 経営層に指摘され
 本人的には “切って” 出社
 (その主旨にはほど遠く
   ・・・ちょっぴりカット)

厄介なのが
「切れと言われたから
  切ってきました!」という
 反抗的な態度でもなく・・
 その程度で「良い」と思えてしまう
 常識や感覚や価値観

業務遂行上
 支障を来たすほどの
 見栄え(印象)なのだと
「指摘」された意図
 全く持ち合わせて居ないので
 結果的にそれ以外の
 全ての事象も会話もちぐはぐ・・・

つまり
「左下」にプロットされると言うことは
 本人はとっても気付きづらく・・・
「コミュニケーション」と
「印象」という
 二軸だけの話でもなく・・・

ある意味それって
『一事が万事なんですよ!』といった
 やばい存在の予備軍!?

なぜなら
「左下」とジャッジするのは
 あなた自身でも
 社内の上席でもなく

 第三者(顧客側)
 その判断基準と権利があると言うことを
 この研修では
 最も伝えたい「肝」・・・!!

トレードオフ

「こだわり」があっていい
「個性」と主張してもいい

ならば
 ペラペラしゃべらなくても
 空気を読めて物事をスムースに
 進められるヒトになればいい・・
 (世の中には沢山居る)

ならば
 ラフなスタイルで少々髪が長くても
 清潔感や明るさを
 醸し出せるヒトになればいい・・

ならば
 図抜けたセンスと才能で
 圧倒的な能力を発揮して
 起業すればいい・・

そのどれにも辿り着かず・・
指摘される
 意図すら飲み込めないのなら・・

いったんは「型」を
 受け入れるしかないですよ
 その方が楽ですよ・・と言う建付け 

更にもう一つ付け加えると
 その辺をクリアしてからじゃないと
 諸々を主張したところで
 周りに刺さるどころか
 事故るだけですよ!
 といった・・・世の常



研修の最後はこの話で締め括る・・・

働くコトって
「権利と義務」のトレードオフ!!

「権利」とは・・
 あるものごとを
 自分の意志で自由に行ったり
 他人に要求することができる
 資格や能力

「義務」とは・・
 人がそれぞれの立場に応じて
 やるべき務め

何らかの
 価値提供や存在意義で
 報酬を得るという「権利」
 手にするのなら

そのフィールドで
 やるべきコトを果たす
「義務」があることを
 決して忘れてはならない!!

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田村哲也
専門家

田村哲也(経営コンサルタント)

office TAMURA (オフィス タムラ)

小規模事業所経営者さんが、なぜ「儲ける」という課題をクリアできないのか?経営者さんを取り巻く2つの障壁をクリア‼❶忙しいの解消→「第二領域」の確保❷成果を上げるため→「苦手領域」のサポート

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