「社員を壊す」経営者
D社の評価制度見直しについて
サポートをしている
「評価」とは
上位概念の浸透・定着と
個々の成長を促すモノ
その延長線上にこそ
社全体の水揚げ高に
必ずや繋がるというK社長の考え方
D社では働く姿勢を重んじた
評価設計になるよう
「人間力」や
「ベーシックなスキル」に
重点を置いている
重ねて “その部分” は
被評価者自身が
仲間のスタッフ3名を自ら指名し
評価して貰う建付け(360°評価)
そして今
制度設計そのものが
途上段階の中
テストリリースと称して
“その部分” のみ まずは実行!!
(もちろん採点は
非公開であることを担保)
ベテランのSさん
若手からベテランまで
「人間力評価×20項目」の結果は
K社長も重要視していたところ・・・
日頃 発言力も存在感も大きくて強い
ベテラン営業マン:Sさんの “それ” は
・・なんと社内平均点以下
(Sさんご自身の自己評価は満点 w)
結果を踏まえたSさんのコメントは
「顧客への配慮は出来ているので
社内評価がイマイチなのはしょうがない」
「社内評価を得たいとも思わない・・」
この段階において
この手のコメントをしちゃう人って
周りに居たりしませんか?
そして必ず自己評価は
甘めだったり・・・しますよね!?
ジョハリの窓
ご存じ『ジョハリの窓』
《公開の窓》左上
⇒ 自分も他人も知っている特性
《盲点の窓》右上
⇒ 自分は知らないが他人は知っている特性
《秘密の窓》左下
⇒ 自分は知ってるが他人は知らない特性
《未知の窓》右下
⇒ 自分も他人も知らない特性
今回テストリリース後の
“1on1” を実施する直前に
『ジョハリの窓』を活用するよう
K社長にお伝えした
《盲点の窓》を指さし
他人からのフィードバックを
真摯に受け止めることの重要性
⇒弱みや気付いていない特性の改善は
裏返せば伸び代であることと
新たな成長のきっかけになると
また
《秘密の窓》を指さし
社長ご自身も自己開示し
秘密の窓を小さくすることで
スタッフとの距離や関係も大幅改善
(心理的安全性にも繋がると)
そして
《未知の窓》を指さし
“ジョハリの窓” が教えてくれているのは
フィードバックや自己開示を
受け入れたりオープンにすることが
人間性や特性を深めたり広めたり・・・
新たな能力向上への近道なんだと
結局それは
《公開の窓》という面積が
広がることであり
更なる人間性向上に
ほかならないんだと・・・
やっぱり素直さ・・
社員教育の「初級編」で
登場頻度の高かった『ジョハリの窓』だが
働き方も
スタッフの特性も多岐にわたる昨今
「中・上級」クラスこそ
改めて立ち止まり
下から上や
フラットなフィードバックの重要性を
噛み締めるべきなのかもしれませんね
(Sさんタイプに・・届いて欲しいっす)
《盲点の窓》に対する指摘を
素直に真摯に受け止められる人が
結局のところ
リスペクトされてるよなぁ・・と
今さらながら整理でき
確信に至りました!!
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