「社員を壊す」経営者
何かに向かって
「結果」を追い求めることや
コツコツと続けることの難しさは
ある意味永遠のテーマかもしれない
今日はそれを有言実行で示してくれた
イチロー選手を絡めて
話を展開できたらと思う
センター前ヒット
プロ野球史上の名場面において
最上位に取り上げられる
2009年:WBC決勝戦でのタイムリー
イチロー選手が打ち返した
あの伝説のセンター前ヒット!!!!
あれ以来
優勝から遠ざかっている侍ジャパン
日の丸を背負うことでの
盛り上がりと重要性は
昨年のサッカーW杯で改めて立証済み
重ねて
大谷選手やダルビッシュ投手を含めた
最強布陣と言うことで・・・
WBC開幕まで一ヶ月を切った今
否が応にも例年以上に
待ち遠しい《球春》
・・・と言う個人的感情
(頼むぞっ・・栗山監督!!)
(話がそれてるぞっ・・筆者!!)
基本やセオリー
ピッチャー(の足下)に打ち返す
ことこそ「バッティングの基本」
と未だに不変な理論
上記の痺れる場面で
まさにそれを忠実に具現化し
結果を残す凄まじさ
そんな安打製造機:イチロー選手が
2004年にメジャーリーグの
年間安打記録を塗り替えた
試合後のインタビューで・・・
「小さなことを積み重ねることが
とんでもないところへ行くただ一つの道」
彼に
これを言われてしまうと
我々凡人は
ぐうの音も出なくなってしまう・・が
冷静に受け止めれば
確かにそうだよな・・に辿り着く
目標設定
我々は度々
何かをなし遂げるために
目標設定を迫られる
その際に
有効で効果的と言われている・・・
SMARTの原則
S:具体的な(Specific)
⇒誰が読んでもわかる
具体的な表現や言葉で表す
M:測定可能な(Measurable)
⇒目標の達成度合いが本人にも上司にも
判断できるよう その内容を定量化する
A:達成可能な(Achievable)
⇒希望や願望だけではなく
現実的に成し遂げられそうな内容にする
R:関連のある(Relevant)
⇒チームの目標や会社の事業目的
自身の中期的理想像と繋がった内容にする
T:期間を決めて(Time Bound)
⇒「実現出来ればいいな」ではなく
「いつまでに達成する」という
時間的制限を設定する
天才:イチロー選手なら
「小さなことを積み重ねる・・」
で達成できるそれは
我々凡人にはブレブレと化す
故に
上記5つのステップを
意識することは重要といえるし
達成のために必須な抜け漏れ防止と
的確な指標であることは言うまでも無い!!
(是非とも活用してみてください)
イチローの教え
・いきなり100本に到達できるわけでない
・目標に向かうことで集中力が高まる
・プロセスで具体的な成長を実感できる
・目標の「ノルマ化」には要注意
・目標の立て方(中身)こそが大切
・目標は「目的」達成への手段
(手段と目的をはき違えない)
と言った辺りを
「小さなことの積み重ね・・」は
教えてくれてると
私としては勝手に解釈するモノの・・
イチロー選手に言わせれば
「まだまだ甘い」
「そうじゃないんだよ」
と一蹴されてしまうことだろう
《努力の天才と称されたイチロー選手》
かつて故・野村克也氏が彼のことを
「心技体の全てを持ち合わせている天才が
努力するとは本当に恐ろしく
手がつけられない」・・と言わしめた
《通算安打数:4,257本》
途轍もない長い道のりに対して
実際にはどんな目標設定を
されていたのかは
彼しか知る由もない
ならば我々はSMARTだろうが
上席や周りの助言だろうが
書籍から何かを引っ張ってきてでも・・・
少なくとも(決して)
「体裁の良い目標を掲げて
悦には入らぬよう」心したいですよね
(まさにSMARTの「T」を意識 !!)
仕事柄
事業計画書作成時のサポート等では
今日展開した
イチロー選手のコメントと
SMARTの活用を前面に押し出して・・・
「何のための目標設定なのか」
という本質を見失わぬよう・・・
などとリードしつつ・・・
本当のところは
私自身がミスジャッジや
ブレがないための・・
常備薬的なフレームワークの
話だったと・・ご理解ください。。。
頑張れっ 侍ジャパン!! _258_