「社員を壊す」経営者
来春開業する
日本ハムの新しい球場は
壮大なボールパーク
『エスコンフィールド北海道』
その新球場の
ホームベースから
バックネットまでの
距離が「15メートル」
公認野球規則のそれは18メートル・・
「3メートル」足らないと
ケチが付いたのはご存じでしょうか?
問題点は?
ルール違反と確認を怠った
日ハム側の落ち度は・・・100%!!
関係者が協議し
来年と再来年のオフを使い
正規の距離に改修するということで決着
さてみなさんの感想は如何に??
◇規則違反が問題?
◇3メートル足りてないことが問題?
MLB(アメリカ)がそうであるように
“絶対”ではなく“推奨”といった
解釈では駄目なのか?
ルールを厳守してきた
他球団とのバランス
ひとたびそれを許し
前例を残すことは
様々な場面でなし崩し的になる懸念
たかが3メートル
・・・「されど3メートル!?」
ならば!?
バックネットまでの距離が
3メートル足りないことによる
勝敗の行方や影響は
どれほどのものがあるのだろうか?
論点が外れてしまうが
それを言うのなら・・・
◇グランド面積の違い
◇外野フェンスまでの距離
◇外野フェンスの高さ
◇外野のファールグランドに
せり出している客席
◇ドームと屋外(風や気温)
◇人工芝と天然芝(土)
◇・・・
といったモノの方が
それをホームグランドとして
レギュラーシーズンを戦う球団において
よっぽど得点や失点に直結し
調整や統一性を要求せねばならないのでは!?
(と個人的には思えてしまう)
神宮球場を主戦場とする
村上選手の本塁打に
ケチをつけるのはおかしな話ですもんね!!
広い球場なら
外野の守備力(強肩・守備範囲・連係プレー)や
よりスリングなクロスプレーを楽しめ・・
見方によっては
打者有利 vs 投手有利といった
ある種のトレードオフが成立するわけで・・
そういった
球場が醸し出す「個性」を
ファンの人達はトータル的に
受け止めているのは間違いない!!
検証と未来像
例えば
「エスコンフィールド」2023年開催の試合を
様々な角度から検証し
定量的にも定性的にも分析し
その時点で改修するか否かを
ジャッジする・・・とか
決してルール違反の推奨ではなく
今回の「問題点」を
他球場も含めて未来のプロ野球(NPB)界の
青写真を見直すきっかけにする・・・とか
本当の意味での
ファン目線や臨場感といった
多面的な議論がなされたのか
疑問に感じてしまう
まさかそういった観点ではなく
誰がそれを許した・・とか
責任の所在はどこ・・とか
日本的発想の
ヒエラルキー的組織にありがちな
閉鎖的なそれであったのではないかと
思えてならない
もしも
しっかりとしたビジョンやコンセプトを
当初より「計画~根回し」に反映した
プランニングとプレゼンなら
この『たかが3メートル』は
問題にすらならないどころか
評価すらされたのではないだろうか
◇規則や基準の確認◇
◇承認や責任の所在◇
そんな基本的なことを怠ったことで
ドキドキワクワクの
未来のボールパークは
「大人のだらしなさ」を
浮き彫りにし
「無駄で多大な出費」をも
伴ってしまった次第だ
関係関与者は
野球キッズ達に
謝らねばなるまい・・・
自分ごと
身近なビジネスにおいても
・小さなミスや隠蔽
・そんなつもりじゃなかった・・等々
ことの大小は抜きにして
様々な不注意は誰にだって
思い当たる節はあるはずだ
その都度
「言い訳」に近い理由付けをし
難を逃れたり 冷や汗をかいたりと・・・
規則や手順やチェックシート的なものは
面倒くさい存在ではあるけれど
最も被害の少ない近道であるのも
忘れてはならないですし
今回それを教えてくれてますよね
人は間違える生きもの・・・
ならば出来るだけ
「まいっか!?」の心理を排除したいと
・・・常日頃から思ったりしています
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