「社員を壊す」経営者
サポート企業の『▲▲工業』さんの受注高は
過去最高だったにもかかわらず
営業利益は大幅な「マイナス」で着地
◆専門工事店にありがちな
売上至上主義による原価管理の意識の低さ
いや違う・・・
◆社長が『社長の仕事をしていない』
いや
◆もっと手前に必要な
社長自身の【覚悟欠落】・・・かな
松下幸之助さん
沢山の名言や格言を
残されてきた松下幸之助さん
その中のひとつ
『3%のコストダウンは難しいが
3割ならばすぐにできる!!』
これは(その昔)・・・
松下電器はトヨタから車載のカーラジオについて
毎年「3%のコストダウン」を求められていた
ところがある年
アメリカへ輸出する車のために
突如「3割、安くしてくれないか」と要求される
そこで御大:松下幸之助は
社内に向けてこう諭したと・・・
「3%だったら
今までの延長線上でコストダウンを考える。
しかし3割下げるには
商品設計からやり直さなければならない。
そうだとしたら3割は無理ではない。
やってみよう!!」
以上のような話を持ち出して
▲▲工業の社長さんに
「もう一度原価管理について
(根っこから)ムリ・ムラ・ムダを
見直しましょう」と進言
儲ける!!
建設の専門工事店の場合
実に様々な点で
「チェックポイント」は存在する
・日報や工程管理
・受注計画や会計業務
・提案手法や見積りのオペレーション
・採用や育成戦略
・報連相や5Sに代表される社内ルール整備
・評価や賃金制度
・外注先へのお願い(教育)
・仕入れ交渉の鉄則とテンプレ
・VEにおける真の顧客設定
・・・・等々、限りなく存在
でもそんなことよりなにより・・・
◆社長さんご自身の「正しい仕事観」を可視化し
「なにをもって【儲ける】のか」を
はっきりと打ち出して(言語化して)
スタッフに何度も何度も伝えて
・・・辛抱強く浸透/定着を図って
◆ちゃんと儲けて役員報酬を得て・・・
「法人」と「個人」のお財布を明確にして
→スタッフは見てます!
→バレてます!
→呆れてます!
→やる気をなくしてます!
◆企業としての「真の利益」を
しっかりと分配しない限り・・・
結局のところ
市場からも評価を得られず
より良い人材(人財)は集まらず/育たず
つまるところ
社長自身の「正しい仕事観」と「覚悟」から
全ては始まるよなっ・・・て
特に小さな会社さんほど・・
それは何屋さんであっても・・
不変の原理原則だよな・・・と痛感!!
青臭く・・
◎100万円を97万円にする(3%のコストダウン)
◎100万円を70万円にする(3割の原価圧縮)
「なに言ってんの」
「無理に決まってんじゃん」
仰る通りです
言うは易し行うは難し・・です
しかも所詮部外者です
だからこそ
「本気」なのです
そこに
「共鳴」してくださる方と
未来の青写真を創造したいのです
こんな時代だからこそ
青臭くて泥臭いことを
一つひとつ真正面から取り組むことが
近道だと思うのです
工事店の社長さん達に
「社長の仕事」をしていただくことを
己に課してみます
そして・・しなります
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