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田村哲也プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

『緩む』と『衰え』は別モノ

田村哲也

田村哲也

エッセイストの松浦弥太郎氏が
 寄稿したコラムに
 お洒落でダンディーな
 イタリアの友人の教えが書かれていた

その友人には
 30歳で晴れて弁護士デビューを果たした
 これまたジェントルマンな息子さんがいる

そんな息子に
 ビジネスマンの心得を説いたと・・・

息子への「10ルール」

①二週間に一度は必ず理髪店で髪を切ること
②よき睡眠と適度な運動を習慣にすること
③顔のスキンケアを怠らないこと
 (特に洗顔と保湿を)
④食べるものと食べ方で
  身体は出来ていると知ること
⑤手の爪、足の爪はいつも切り揃えること
⑥革靴はソールのケアを忘れないこと
⑦ペンは最高級のモノを選ぶこと
⑧人を選ばず誰にでも敬意を表すこと
⑨一日に百回「ありがとう」を言うこと
⑩身だしなみは服に頼らず
  出来る限りの清潔を心がけること

どんな風に感じましたか?

使える部分と
非現実的なところと・・・

わたしが思うのは・・・
 使えそうなところを
 チョイスするのではなく
 10個がトータルとなって
 その意味や意図を刺してくる感覚

企業における「行動指針」や
バイブルにも通じるところがありますよね

紳士の真摯さ

一つひとつに潜む古めかしさや
「男とは」的なニュアンスは
 今の時代にはそぐわないと
 承知もしている

言いたいのはそこではなく
 矜持と言うか
 核心というか
 一事が万事というか・・・

紳士(淑女)の内面に必要な真摯さは
 習慣化されたものからしか
 湧き出ないんだろうなってこと

間違っても
 若いビジネスパーソンに
『10のルール』を押し付けるつもりは
 さらさらないが・・・

ただ
 便利さや効率性だけの追及では
 足らないモノが結構あることと

人って
 スペックやスキルと違った角度
 判断されていることも
 知ってて欲しい・・・かな
(先週のコラムにも通じる:『タイパ)』

ネクタイ

フリーになってから
ネクタイを締めないスタンスでいる

7年目だが
恐らく10回程度しか締めていないだろう

スーツやネクタイが全てではないが
 プロとしてユニフォームに
 袖を通すことを疎かにすると
 いつしかセンスや中身が
 衰えていってしまうような気がする

今日のテーマの下地にある
「ジェントルマンとして」
 ・・・と言った部分は抜きにしても

何かを律していないと
 様々なところが緩むのは間違いない

怠惰の隠れ蓑

『自分への10ルール』でも書き出して
 もう少しお洒落や生活習慣に
 気を使っていないと
 驚くべき速さで老け込んでいることに
 ハッとすることは度々だ

先日も
 とあるビジネスパーソンに
「田村さんの目って
 そんなに垂れ目でしたっけ?」
と言われた

~身長は縮み
~無駄な肉は垂れ下がり
~表情は「目」ごと下降と劣化

《お洒落とは
 自分でしっかり自分を見張ること!》

《上手に歳をとらないと
 赤の似合う男にはなれないよ!》

《男も女も綺麗な人は
 綺麗に「している」人のこと!》
 ・・・妙に刺さります


「もう歳だから」は
 怠惰の隠れ蓑である!!

 ・・・と己に言い聞かせ

『緩む』と『衰え』を混在せず
 誤魔化さぬよう過ごしたい・・・

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田村哲也
専門家

田村哲也(経営コンサルタント)

office TAMURA (オフィス タムラ)

小規模事業所経営者さんが、なぜ「儲ける」という課題をクリアできないのか?経営者さんを取り巻く2つの障壁をクリア‼❶忙しいの解消→「第二領域」の確保❷成果を上げるため→「苦手領域」のサポート

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