「社員を壊す」経営者
今年も桜が咲きました・・・
新しい「期(新年度)」が
もうすぐ始まります
同時にそれは
新しい仲間を向かい入れるタイミングですよね
8つの違い
4月より社会人デビューを迎える
新卒(内定者)の方へ
レクチャーする場面に出くわす
様々な意見はあると思うが
社会人と学生の「8つの違い」を
伝えながら時間を共有した
①評価が変わる
正解のあるモノに回答して
良い点数を取ることだったそれが
成果や貢献といった
多面的且つ第三者からのモノとなる
②時間の在り方が変わる
遅刻をしても多少許されたそれが
時間(期日)の軽視で
顧客や関係者への信用を失墜させ
多大なる損害や迷惑を生じることに直結する
③お金を貰う側に変わる
お金を払うことで
存在や生活が成り立っていたそれが
価値を提供することでお金を貰うという
顧客起点を強く意識することになる
④学び方が変わる
学生時代はカリキュラムに沿って
教えてくれてたものが
自らが課題を見つけ
自らが掴みに行かなければならなくなる
⑤言葉遣いが変わる
正しいビジネスマナーが必要などとは言わない
若者言葉や流行りの表現も時には必要
ただそこには
本来あるべき正しい基本形との差分を
いつだって知っておくことと
全く足りていないことを
自覚しておかなければならない
(いつか必ず恥をかく)
⑥責任の範囲が変わる
せいぜい自分か家族の範囲で済んだそれが
どんなに当事者意識を発揮したあとであっても
全ての結果やイメージは企業に帰属し
問題発生時は信用信頼を
損ねてしまうことを忘れてはならない
⑦人間関係が変わる
気の合う仲間を自らチョイスできたそれが
好き嫌いは愚か
年齢もコミュニティも苦手も超越した
自分の価値観や好みとは関係のないそれで
形成していかなければならない
⑧プロという意識に直面する
企業に属するということは
その看板を背負うこと
スキルや経験値はさておき
社外の第三者に対しては
少なくとも常にプロ意識を持たねばならない
(言い訳や弁解は通用しない)
大事なコトは
「違い」を知ることではなく
「覚悟」を決めることと
いち早く「居場所」を確保すること
・・・だったりしますよね
(加工の上、適当に活用ください)
2つの教え
それとは別に
軟らかい表現だがとっても大切な
「2つの教え」も紹介しておこう!
❶「ボールはなるべく持たない」
上席に書類や資料をチェックしてもらう場面
*タイミングを伺っていて聞きそびれる
*そうこうしてると仕事(ボール)があっという間に貯まる
→そんな時「あれどうなってる?」と突っ込まれる
→注意(叱責)される
*益々聞きずらくなる
*打破せねばならない(聞き方も重要)
~「お手隙にご確認ください」
~「お聞きしたいことがあるので
3分ほど宜しいでしょうか」
★出来るだけ早くボール返しましょう
★上席にとって
抱え込まれるのが一番困るし
滞留は「悪」だから
❷「肩から当たりに行く」
ミスは直ぐに報告(「あなた」のためでもあります)
*大前提としてミスは必ずバレる
*バレずに先延ばしにするとその傷はさらに大きくなる
*報告を怠りバレた際「上席のタイミング」で怒られる
→上席は怒る準備をして諸々を注意(叱責)する
*自分からの報告だと怒る準備が出来てない(傷も浅い)
→「あなた」のために
力になって上げたいと思ってくれることが多い
★ボクシングで言うと
相手の間合いで打たれるのではなく
自分から間合いを詰めて
肩から当たりに行った方がダメージは少ない
こうした若者への教えを
偉そうに言うのではなく
率先垂範できているかどうかが
本当の意味での「正しい教え」なのでしょうね
我々こそが足下を見直し
今一度「肩から当たりに行く」気持ちを
忘れたくないですよね
いつだって
原点に戻れる素直さを
持ち合わせていたいものです
少しゆっくり歩きます
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