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田村哲也プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

「勝ちすぎない」

田村哲也

田村哲也

大局的な切り口でスタート・・・

脳科学者の中野信子女史曰く
「生き残るためには
 他者を思いやる社会性が必要」


だからと言って
 自分は何も食べずに
 他者に食べ物を与え続けていたら
 ・・・いずれ病気に

つまり生き残るためには
 自分も勝ち続けた上で
 他者をも思いやることが重要
 (そんなことできるのか?)

そのコツは
『勝ちすぎない』ことだと示唆

最適より好適

企業に向けて使う
同じような表現として
「最適な戦略をとると一時期は勝てるが
 長期的スパンでは滅びてしまう可能性大
 故に 最適(ベスト)より
 好適(ベター)な道を選ぶべき」
だとか・・・

最新の進化論でも
「効率を重視し過ぎた時 その種は滅びる」
 と定義付けされていたりする

いずれにしても
 生き延びるために必要なエッセンスは
 これら表現の下地に潜んでいることを
 少し展開してみたい

絶滅危惧種

巨体で凶暴で移動スピードも抜群で
 向かうところ敵なしのクロサイ

個体としては
アフリカ動物の中でも最強!!
 故に成体になってさえしまえば
 生存競争に勝ち残れる

少なく産んで
 一匹一匹を大人(成体)になるまで
 大事に育てるという「進化過程!!」

子をたくさん産むと
 母体も子供も
 狙われやすくなるからといった
「少子化生存戦略!!」

間違いのない「勝つためだけ」の
 このベストな戦略にも
 見落としていたものがあったことを
 ご存じでしょうか?

圧倒的な効率を求め
 己の「最適」のみにフォーカスした
 最強のクロサイは
 ある天敵の出現で
 絶滅危惧種へと落ちていく(のです)

見誤るとは・・

その天敵とは
 ・・・「人間」(による密猟)

二番手以降なら
 もしもの備えや
 怯えに近い謙虚さに満ちた対応力

いつだって
 異常気象や疫病までも含めた
 ある意味無駄なモノへの準備

そういった「環境激変」は
 想定内と言わんばかりに
 「群れる」ことだって
 「多産」だってできたはずの戦術

King of Kingであったが為に
 たった一つの戦略を
 選んでしまった愚かさ

最強の武器であったはずの
《サイの角》
知恵と武器を持つ天敵
「人間(密猟)」にとって
《最高のご馳走》と映り

戦略(対応)変更に
 必要な時間すら与えて貰えず・・・
 絶滅への一途をたどる

ただのエゴ!?

*アフリカの自然界の話なの?
*人間の欲とエゴの話なの?
*自然破壊を嘆くだけの話なの?

いやいや
 今現在のビジネスや
 世相にも相通づると襟を正すのか

得意の
「対岸の火事」だとスルーするのか

終わりの見えない
 コロナ禍も重なる今
 こういった流れ準備謙虚さや
 恐れといった様々なことが

もしかしたら
 大切な教訓なんじゃないのかなって
 感じてならない


顧客満足や社会貢献と称して
 最善や最適を目指すことは大切

でもその最終着地点は
 その一歩手前の「好適」だったり
 少々の「無駄」「遊び」だったり

結局のところ(冒頭述べた)
「他者(社)を思いやる社会性」
 に辿り着くから脱帽ですよね

現代病・・

わかってます
 有り余る情報過多と
 高速道路を走らされているような
 スピードオーバーな日々

それにチューニングすることが
 正解のような毎日に
「好適」だの「無駄」だの「遊び」だの・・・
 なに言っちゃってんの!? ってことは


でもね・・
どこかで少しだけ気付きたい
 効率化の追求って
 そんなに大事なのかなって・・・

ウィルスより怖い現代病だったりして

気を付けます・・・そしてしなります!!

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田村哲也
専門家

田村哲也(経営コンサルタント)

office TAMURA (オフィス タムラ)

小規模事業所経営者さんが、なぜ「儲ける」という課題をクリアできないのか?経営者さんを取り巻く2つの障壁をクリア‼❶忙しいの解消→「第二領域」の確保❷成果を上げるため→「苦手領域」のサポート

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