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田村哲也プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

「熊が教えてくれたモノ」

田村哲也

田村哲也

こんなイソップ寓話をご存じだろうか!?

*友人関係の二人(AとB)は
 森の中を旅していた
  ↓  ↓  ↓  ↓
*目の前に一頭の熊が出現
 A:急いで「木に登り」身を隠し
 B:逃げ遅れて「地面に死んだふり」
  ↓  ↓  ↓  ↓
*熊はBに近づき臭いを嗅ぎ始めた
 A:ハラハラしながら「隠れ」続け
 B:じっと息を殺して「辛抱強く」耐える
  ↓  ↓  ↓  ↓
*熊は諦めて森の奥へ姿を消した
 木を降りてきたAはこう言った
「Bの身体を嗅ぎまわっていた時は
 ヒヤヒヤしたよ
 あの熊はBの耳元に口を近づけて
 何か話しているように
 見えたけど・・・?」
  ↓  ↓  ↓  ↓
 Bはこう答えた
「熊は僕にこう言ったよ
 友達が危険な目に合っているのに
 友達を見捨てて逃げてしまうような
 薄情な奴とは
 一緒に旅なんかしない方がいいよ」って

損得勘定!?

さぁ みなさんは何を感じましたか?

友人関係になる動機は次の3つ

①有用性に基づく愛(役に立つから)
②快に基づく愛(愉快で楽しいから)
③善に基づく愛(人間性に惹かれて)
 ・・・と言われていて

①や②での友人関係は
 自分にとってメリットがあるか否か
 故に友人はある種の「道具」
 →代替可能で危ういモノ

③による友人関係は
 かけがえのない「人間」としての関係性
 故に双方をより良くしよう(したい)
 →損得なしの寿命の長さ

Aさんのとった行動が
 ③でないのは言うまでもない

己の指標に

この寓話のスタンダードな教えは
 上記のような分析なのだが・・・

*「旅」を「人生(職場)」に置き換えて
  どういった人と
  どういった関係性を
  構築するかだったり

*己を「Aさん」や「Bさん」に置き換えて
  立ち止まったり
  振返ってみたり

こういった寓話に潜む
「正しさ」や「たしかさ」や「大事なモノ」

あたかも「それっぽい」
 解釈や振る舞いを
 知らず知らずのうちに
 してはいないか・・など

自身のことを
 いつだって客観的に俯瞰的に
 見ることを忘れたくないですよね

十代からの友

一年に数回は必ず顔を合わせ
 気を許せる十代からの友人が二人居る

コロナもあり
 本当に久しぶりに昨夜
 ・・・酒を酌み交わした

仕事・健康・世相(政治)・クライマックス
大谷・オリンピック・親の介護・家族

たわいのない会話の連続
 あっと言う間の数時間

そしてあっという間の
 40年以上の月日

「③善に基づく愛」です
 と意識したことはないけれど

自分だけ「木に登る」ことは
 しないなってことと
損得なしの「月日の長さ」という
 事実だけは間違いない
 (KとT・・・ありがとな)

一番の教え

カッコいいですよね・・・熊!!

Bさんの耳元でささやいた
「あんな奴と一緒に旅をするなっ」
 ・・・秀逸のアドバイス!!

己の腹を満たすという
 欲望を優先せず
 目の前の人の「人生」に寄り添って
 大切なことを届ける・・・なんて

この寓話の一番の教えは
「熊」のような大人で居ようね!!
 なのかもしれませんね
 (解釈・・捻じ曲げ過ぎかな)


飲み会が
すっげぇ増えてきました
・・もう少ししなります

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田村哲也
専門家

田村哲也(経営コンサルタント)

office TAMURA (オフィス タムラ)

小規模事業所経営者さんが、なぜ「儲ける」という課題をクリアできないのか?経営者さんを取り巻く2つの障壁をクリア‼❶忙しいの解消→「第二領域」の確保❷成果を上げるため→「苦手領域」のサポート

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