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「それは私が悪かった」

田村哲也

田村哲也

こんな寓話をご存知だろうか?

隣り合わせの二軒の家
◆A家は 7人家族で 仲睦まじく
◆B家は 3人家族で 毎日喧嘩ばかり

BさんがA家を訪ねてこう聞きました
「Aさんちは大家族にもかかわらず
 どうして仲良く暮らせるのですか?」

Aさんはこう言いました
 *私どもの家は悪者ばかりです
 *Bさんちは善い人ばかりの
  集まりだからでしょう

Bさんは・・・合点がいきません!?

悪者競争

つまりこういうことです
A家は
*火鉢が転んでも茶碗が割れても
 「それは私が悪かった」
 「いや私の不注意だよ
 「いやいや私が軽率だった」
 ・・・我先に悪者になる競争

B家は
 「誰がこんな所に火鉢を置いたんだ」
 「粗末な棚を作ったのは誰なんだ」
 ・・・競って善い者になろうとしている

組織やチーム

A家:悪い人を競う=自責思考集団
B家:善い人を競う=他責思考集団

あなたが身を置く組織やチームは
 ・A家ですか?  ・B家ですか?

そしてあなた自身はどうでしょうか?

「いやいやそんな簡単な話じゃないよ」
 とお叱りを受けそうですが
 結構単純な話だとも思うのです

・A:自分のやり方がまずかった
・A:自分の確認が足りなかった
・A:自分の努力も足りてないよな

・B:そもそも自分への指示が曖昧
・B:確認やチェックを怠った上席のミス
・B:マニュアルやフォーマットが未整備

以上のような
能力以前に「一歩目」がズレまくってる
AさんとBさん

Aさんは
 改善や行動に繋がり・・結果「成長(自己実現)」

Bさんは
 人や環境のせいにして・・結果「評論家

居るでしょ・・・めちゃめちゃ近くに
「駄目出し」することで自分を上に見せたがる人!?

謙虚と卑下

自責的思考(ここで言う悪者競争)が大切だと
Bさん(的な人)に伝える場面は結構多い

まずは素直に受け入れてみる(聞く耳を持つ)が
ほぼほぼないのも共通の特徴だ

困ったことに「能力がある」と
妙な勘違いまでしている

自責には「謙虚」さがペアなんだと諭しても
「無理ですよ(忙しいんですよ)」
「はいはいわかりました」
「じゃぁ ○○すればいいんですね」
「駄目なのは私なんでしょ」
「もう期待しません」
・・・出るのは愚痴・ひがみ・嫌味・卑下

「謙虚」であることと
 自分を「卑下」することは
 まったく意味が違いますよね
「卑下」するとは自分を認めず否定するだけ
「謙虚」とは周りに感謝出来ること


「ごめん」・「ありがとう」・「助かった」
 ・・・大事なコトは言葉にしなくちゃ

そしていつでも
「私が悪かった」の謙虚さこそが
 あなたとあなたの周りのHappyに直結


ようやく「解除」されましたね
・・心して謙虚に・・しなります

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田村哲也
専門家

田村哲也(経営コンサルタント)

office TAMURA (オフィス タムラ)

小規模事業所経営者さんが、なぜ「儲ける」という課題をクリアできないのか?経営者さんを取り巻く2つの障壁をクリア‼❶忙しいの解消→「第二領域」の確保❷成果を上げるため→「苦手領域」のサポート

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