「社員を壊す」経営者
Value(バリュー)
・価値 ・値打ち ・評価 ・度合い
使い方としては
*ニュースバリュー
*ネームバリュー
身近な所では
*マックのバリューセット
(「おねうち」なセット=めっちゃお得)
ビジネス上では・・
仕事の上で飛び交うValueは
*行動指針的な「価値観」だったり
*お客様に届けたい「付加価値」だったり
今日は後者の「Value=付加価値」の方にフォーカス
他人に対する貢献ができ、
相手がそこに価値を感じてくれたとき、
その仕事にはValue(バリュー)が生まれる。
厄介なことに評価をしてくれるのは
いつだって相手(第三者)だ
相手が価値を感じないモノは
乱暴に言うと「価値がない」モノとなる
価値を感じなければ
お客様は対価を投じてくれない
お腹がいっぱいの時なら
その人(お客様)が
大好きで美味しい料理だったとしても
価値は生まれない(見出せない)
つまり「価値」には
品質やコストと並んで
タイミングまでもが付いて回る
もう一度言う・・
ジャッジと言うカードは
いつだって相手が持っていることを
ビジネスパーソンは決して忘れてはならない
学生時代との差異
「仕事の価値決定者は自分ではないんだよ」
と若手の社会人に伝えることがある
学生時代は
自分にとって「楽しい」か「意味がある」か
と言うように価値基準が一人称(だったよね)
しかし社会人(仕事)では
相手(顧客/マーケット/同僚/他部門)が
・何を欲しているのか
・何に困っているのか
・それは何のため・・・といった
背景や未来までもを
考えねばならないんだよ・・と
それは
働く姿勢としても同様で必須な感覚だ
消費者目線じゃ駄目
コンサル系の著書を多数出されている
大石哲之氏によると
*学 生=対価を払う『消費者』
*社会人=対価を受け取る『生産者』
そこの線引きをしっかりしておかないと
社会人になったにもかかわらず
「会社が○○してくれない」
「会社に○○が足りない」
というような
消費者目線での愚痴や不満のオンパレード
しまいには
もっといい商品(転職)がないかを
消費者感覚で探し始めてしまう
(ジョブホッパーの温床・・かな!?)
社会人は生産者としてValue(付加価値)を提供し
お客様や取引先といった関係関与者を
満足させる思考や言動にならねばならない
*Webサービスの会社なら
そのサービスを利用している
ユーザーを満足させる
*工作機械を提供する会社なら
その機械で作業効率が図れて
大幅なコストダウンにつなげる
*保険代理店なら
様々なリスクを多面的に捉えて
費用対効果の最大化を図る・・・とか
浜松町のK社長は
*売上は「感謝料」
*利益は「バロメーター」
だと常々口にする
まさに「付加価値」の提供を
有無を言わせず数値化した表現だ
そして
「数字は嘘をつかない」
他者判断
(業種業態によっては)
Valueの評価/判断がお客様ということは
その結果が判明するのは後日となり
結果的に今やっていることや
割いている時間が
無意味になるかも知れませんね
といった議論になったりする
だからこそ
逆算思考や仮設立案は重要であり
どれだけ顧客起点に立てるか
そう・・少々古びた言い回しだが
プロダクトアウトではなくマーケットイン
そして何よりも
その資料(書類)が
その連絡方法(ツールやアプリ)が
その語り口(トークやスクリプト)が
そのオペレーション(マニュアル)が
その段取り(フローや手配)が
その指示の出し方(コミュニケーション)が・・・
疑おうともしていない
自身(自社)のやり方が
いかにまだまだなんだと自覚しない限り
自己満足の領域を出ないことは言うまでもない
なぜなら「価値の有無」は
いつだって他者判断なのだから
時間を売るな・価値を売れ!!
結果以前に大切なのは
「Valueを絞り出している」という意識と姿勢
それがあれば
「頑張ったんですけど」
という言葉は出ないはず
その言葉が
「価値のないモノを提供しました」
と同義語であると知っているから
・・・自戒を込めて
8月が終わります
まだまだ暑い日が続きます
まだまだ不透明な時間は続きそうです
心身ともに柔軟にしなりましょう!!
_181_