「社員を壊す」経営者
先週の木曜日(2/4)
早くも「春一番」が吹いた
まだまだ寒く
しかも殺伐とした空気感の中
『春』は今年も真面目に
確実に我々の前にやって来る
あと50日もすれば
桜は咲き
新卒の若者が社会に放たれる
「2021年卒」と呼ばれる彼等は
・22才なら:1998年生まれ
・20才なら:2000年生まれ
・18才なら:2002年生まれ・・・かぁ
(2001年の「9.11」同時多発テロより後なんだぁ!?)
コロナ禍の今
期待や不安を抱いた日々を
過ごしていることだろう(大丈夫だよ)
「新人研修」って
同時に
受け入れる側の企業サイドも
激変する世の中に右往左往しながら
その準備(修正)を始めている頃かと
□ 社会人としての心構え・・・
□ 経営理念や行動指針・・・
□ 自社案内とビジネスモデル・・・
□ 組織体制や社内ルール・・・
□ ビジネスマナーや基礎知識・・・etc
といったあたりを
「きっちり」「ざっくり」「しっかり」
そして「なんとなく」上から目線で
しかも杓子定規に教えるのが
一般的な新人研修というやつだ
野球に例えるならば
□ 最低限のルール習得
□ キャッチボールやトスバッティング
□ グランド整備や道具のケア・・・
そんな感じでしょうか!?
社会人が求められる能力
勿論それだけでは
試合に出られないし
ゲームに勝つことも出来ない
そこで求められるのが「走・攻・守」
そこを磨いてレギュラーを獲得して
チームに貢献して・・・
ビジネスに置き換えた時の
「走・攻・守」を指す3つが
①アクション(前に踏み出す力)
・主体性 ・働きかけ力 ・実行力
②シンキング(考え抜く力)
・課題発見力 ・計画力 ・創造力
③チームワーク(チームで働く力)
・発信力 ・傾聴力 ・柔軟性
・状況把握力 ・規律性
・ストレスコントロール力
いわゆる社会人基礎力と言われる
【3つの能力と12の能力要素】
ではないかと思う
更にその建付け(ポジション)は
この絵が示すように
「社会人基礎力」がまん中に位置し
すべてに絡んでいる訳で・・・
従って この構図を理解して貰うことも
とっても大切なことなんだと思う
あれっ?
そして毎年辿り着くのは次の2点
1)どんな時代になっても普遍的で
その本質は変わってない・・よな
2)襟を正さなくちゃならないのは
受け入れる側の大人たち(既存メンバー)・・だよな
若い親が
子育てしながら成長し
「本当の親」に近づいていくように
いつだって誰だって
謙虚に襟を正して
原点に立ち返ればいい
立ち返るべきだし
共に成長すればいい
プロ野球だってこの時期
キャンプで身体を痛めつけ
反復練習を繰り返して
技術を磨き直して・・・
走攻守のどれだっていい
得意なことや好きなことに気付いて
そこを伸ばせばいいと思う
下からの突き上げがなければ
チームの活性化は促せないし
決してつまらない常識で
抑え込んではいけない
いつの時代も未来を形成し
それを司るのは若い彼等なのだから
私たちこそ
「足りていない」ことを心したい
そしていつの時代も
テクニックよりも「マインド」
であることも忘れたくない
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