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田村哲也プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

「球春到来!!」

田村哲也

田村哲也

2月1日と言えば
 プロ野球の「キャンプイン」

そして野球ファンは
 この季節を「球春到来!!」と叫ぶ
 (大袈裟ですね)

コロナ禍の今年も
 手放しで喜べない空気感ですが

東日本大震災から丸10年を迎える年に
「マー君」が東北に復帰するニュースを
 明るい世の中や明るい未来の「到来!!」
 ・・・と

少しだけ期待してもいいですよね
(野球ファンの一員として)

「OPS」をご存知ですか?

昨今のプロ野球はデータを駆使して
 戦略や補強やトレーニングを
 企てているのは周知の事実

そんな中
 評価においても従来の「指標」だけではなく
 理論的な物差しを使い始めているのです
 
好打者の代名詞が「首位打者」
 そのシーズンの
 打率が一番だったプレーヤーを指す

ただ打率には
 ラッキー・アンラッキーが付きまとう
 ・例えば相手の守備力(守備位置)
 ・飛んだコース
 ・アウトカウントやランナーの有無・・etc

そこで見直されて来ているのが
『OPS』の存在
 =「出塁率(A)」+「長打率(B)」

:::野球がイマイチな方も
   もう少しお付き合いください:::

A)出塁率:アウトにならない能力
 →四死球も安打とイコールとみなす
 ・・・通常の打率よりUP

B)長打率:走者を進める能力
 →ホームラン「4」
 →三塁打「3」
 →二塁打「2」
 →単打「1」
 ・・・ベースを踏んだ数の合計を打数で割る

A+B=OPSと言うことは
「打者の得点能力を高い精度で示す指標」
 といった建付けだ

この数字が「0.8以上」が強打者の証
 →2020年は9名
この数字が「1.0以上」なら超一流の証
 →2020年はたったの2名

【OPSベストテン】(カッコ内は打率)
①柳田(ソフトバンク):1.071(0.342)
②村上(ヤクルト):1.012(0.307)
③青木(ヤクルト):0.981(0.317)
④吉田(オリックス):0.966(0.350)
⑤浅村(楽天):0.969(0.280)
⑥佐野(DeNA):0.927(0.328)
⑦岡本(巨人):0.907(0.275)
⑧中田(日本ハム):0.811(0.239)
⑨山川(西武):0.807(0.205)
⑩大島(中日):0.763(0.316)

貢献度合いと指標

「本塁打・打点・打率」は
 伝統的な打撃三部門
(これを独り占めすることを三冠王)

◆皮肉なことに
 *OPS1位の柳田選手
 *OPS2位の村上選手

この両リーグの最強打者は
(なんと)タイトルを手にしていない

◆打率の低い(2割台前半)
 中田選手や山川選手がランキングしていることに
 その強烈なインパクトと
 圧倒的な人気を博する意味も
 うなずけたりしますよね


表層(打率だけ)では分からないモノを
 ちゃんと「評価」しないと
 大切な何かを見落としてしまうことに
 気付かされた気がしませんでしたか

評価制度

優勝(勝利)するために
 どれだけ貢献するかが「評価」であり
「OPS」のような正しくて新しい物差しは
 本当に重要ですよね

なのに
「打率が3割切ってるから・・・」
「昨年より勝ち星が減ったから・・・」
 というような
 従来の(既存)の「評価制度」を

自社に置き換えた際
 続けてたり
 前面に押し出してはいないでしょうか?

本当の意味で
 「優勝(売上)」や「勝利(利益)」
 への「真実」を
 もっともっと模索しなければならないよなって
 感じた次第です

もちろん
プロ野球のように
 数値化やデータ化はしずらいですが
 本当の意味で
 「我が社の勝利」に貢献した評価を
 数値化していくことこそが・・・

「withコロナ~Newノーマル」な時代対応の
 必須条件かも知れませんよね
(気合いと根性のオジサンが言うなっw)

球場行けるかな!?

◆年棒が6億円を超えた
 柳田選手の存在意味と意義(評価基準等々)
◆メジャーリーグが
 目を光らせていると言われる村上選手
 (計り知れない将来性)

データ(数字)って嘘のない
 圧倒的な事実ですね・・・天晴れっ!!
(張本氏に教えてあげたいっす)


さて
今シーズンこそ
 球場でビール片手に
 野球観戦が出来ることを強く願い・・・
 殺伐とした世の中も受け入れて・・・

「球春到来」春近し!!
 もう少し踏ん張りましょう!!

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田村哲也
専門家

田村哲也(経営コンサルタント)

office TAMURA (オフィス タムラ)

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