「社員を壊す」経営者
こんな話をご存じだろうか・・・
『すべての人を納得させる難しさ!』
(イソップ寓話から・・)
~老夫婦がロバに乗って移動している~
①:左上
通行人がこう言った
「二人で乗るなんて
ロバが可哀そうじゃないかっ!」
②:右上
ならばと・・・お婆さんだけ
ロバから降りて歩いていると
通行人がこう言った
「お爺さんだけ楽をして
お婆さんが可哀そうじゃないかっ!」
③:左下
そういうことなら・・・お婆さんを
楽にさせようとお爺さんが交代すると
通行人がこう言った
「お婆さんだけ乗せて自分だけ歩くなんて
なんて間抜けなお爺さんなんだっ!」
④:右下
結局・・・老夫婦は
ロバに乗らずに歩くことにした
すると通行人はこう言った
「あの二人はロバの正しい使い方も知らない
・・馬鹿な老夫婦だなぁ!」
【This is our society !!】
「すべての人を納得させる難しさ!」
(・・・というお話しでした)
さてここから何を学べばいいのか
◆人の話を鵜呑みにするなっ
◆人の話に流されるなっ
◆人の意見をいちいち聞くなっ
◆自分の考えをしっかり持てっ
◆適当なことを言うなっ
◆自分ごと or 他人ごと
◆目的や本質を見失うなっ
・・・・
価値観も個性も背景も違う中
人ってホントに
ごもっともなことを口にする生き物・・ですよね
人命と経済
同じような場面にちょいちょい出くわす
コロナ禍のいま
その代表的なモノは
「人命」と「経済」のどちらが大切で
どちらを優先させるべきか・・・的な議論
直近では
飲食店の「時短協力金」が
平等なのか不平等なのか?
はたまた
公平なのか不公平なのか?
家賃も人件費も規模もジャンルもエリアも
まちまちな中での一律支給って・・・(だったり)
そのくせ「10万円再給付」しますよ論には
緩めの対応とコメントをしてしまう庶民
我々通行人(庶民)は
老夫婦の立場に立って物事を捉えているのだろうか
我々における
ロバって何を指すのだろうか
ロバってメインなのかサブなのか
ロバって目的なのか手段なのか
それは・・・
「お金・命・未来・経済・幸せ・・・etc」
ロバの恩恵を受けない通行人(我々庶民)は
嫉妬心やご都合主義で
平気で正論もどきを口にする
*ロバの正しい使い方って何なんだろう?
*何処に正解があるのだろう?
*それは人によって違うものなのか?
*ある一定の決まりや定義があるのだろうか?
東京五輪2020⇒2021
2021年に先送りした「東京五輪開催」
さて・・・この議論も
もうすぐ活況を帯びるだろう
・予算(コスト)の無駄遣いだ!
・治安やリスクといった安心/安全対策は?
・誰が責任を取るんだ?
・関係関与者へはどう説明するんだ?
いやいや
・昨年の段階で分かっていただろう!
・・・・・etc
世論も情報番組も騒ぎ立て【正義中毒】が跋扈し
老夫婦がロバを降りたような
何ともおさまりの悪い結末となるのだろう
・・・きっと
もしも
大切な人や家族に
東京五輪に出場できる可能性のある
アスリートが居たとしたら
選手寿命やそのストイックさを
間近に見ていたとしたなら
・通行人では居られなくなる
・思考も感情も全く変わる・・・はずだ
「解」ではなく「理念」
結局のところ
「すべての人を納得させる」ことは難しく
「正解」もなく
「最大公約数」でも勿論なく
何のため・誰のため・何処に向かって・・・
といった理念や使命だけが
きっと「納得解」を導いてくれるのだろう!!
それはきっと
コロナ禍や東京五輪といった
大きなスケール感のものだけではなく
職場でもコミュニティでも同様であり
その核は個々が持つべき
【Philosophy(フィロソフィ):哲学】を
問われているのではないかと強く思わざるを得ない
長丁場になる・・・
というより
新しいスタンダードの始まり
ダイバーシティの本質をえぐる
多面的で多様性のある柔軟さを持っていたい
重ねて
みっともない言動は慎みたい
・・と肝に銘じます!!
以上:150本目の投稿!!
(いつもありがとうございます)
《追記》
サポート企業【KACHIEL】がお届けする
『採用』に関するメッセージ(note)
*就活中の方も・・・
*受け入れる企業側の方も・・・
*ビジネスパーソンの働く気付きとしても・・・
*読み物としても・・・
是非ともお手隙に一読あれ
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「かちえるフィロソフィー」