「社員を壊す」経営者
去る12月7日
「12球団合同トライアウト」に
新庄剛志氏(48)が挑戦した
結果はご存知の通り
「どの球団も手を上げなかった」
・・・めちゃめちゃ残念な着地だ
どの立場から!?
*当然でしょ
プロ野球をなめてるのか・・・
*限られた登録枠の中
若手の芽を摘むのか・・・
*現場のコーチングスタッフが
やりづらくなるでしょう・・・
*客寄せパンダに
利用していいのか・・・
*出来る時に勝手に辞めて
今さら復帰かよ・・・
「仰る通り」なんだけど・・・
やっぱり残念でならない
(という今日のコラムです)
プロ野球というビジネス
チケットや関連グッズの売上や
親会社のイメージUP
「ファンあってのプロ野球」などと
綺麗ごとだけでは済まされないことぐらい
重々承知の上ではあるが・・・それでもねぇ
エンタメ(音楽や映像)と
並べていいかは分からないけれど
「市場が望むことを叶える!!」という
ごくごく当たり前の目線では駄目なのかなぁ
どんな商いも
「そこに価値」を感じたから
時間やコストを(消費者は)投下する
Jリーグの「三浦知良(カズ)選手」の
存在だってそうでしょ
本当に勝利至上主義や
チームの未来の青写真にフォーカスしたなら
ある意味「居なくても」・・って言ったら
サッカーファンに怒られちゃうけど・・・
でも間違いなく「カズ」がピッチに立つところを
誰だって「観たいよなーーー」って思いますもん
あそび・・・いやいや忖度
無駄とか遊びって要らないのかな!?
何でもかんでも効率性や最短距離でいいのかな!?
車のハンドルだって
遊びがなかったら危なっかしくて
運転できないですもんね・・・
そんな余力や緩さに
ペナントレースという長丁場を
戦うためのエッセンスやベンチワークが
あるような気がするんだけどなぁ
本当は
「手を上げたかった球団」が
あったんじゃないのかなっ・・・て思うのは私だけ?
*NPB(日本プロ野球機構)に対してなのか
*世論やマスコミに対してなのか
どこかで「謎の忖度」が
働いたような気がしてならない(考えすぎかな)
野茂やイチローの個性を
いい意味で野放しにして育てた仰木監督風の
信念とおおらかさと図太さが相まった
「覚悟」のような勇気ある選択肢を
どこでもいいからして欲しかった
またこのオフも
菅野をはじめメジャーに流れていく
(スターは不在~世の中はコロナ禍)
費用対効果は計算する必要もないほどだし
その選択をした球団の「高感度UP」は
間違いなかったのにぃ・・・
今さらながら
育成枠でも何でもいいから
何とかして欲しかったなぁ
(新庄の方が断るかぁw)
チャレンジ
「新庄サイドもビジネスなんでしょ」
って声は(きっちり)遮断して・・
本気でトレーニングし
本気で挑戦したことに対して
心の底から敬意を表したい
「ありがとう新庄」
腰の狭窄症を患って「ほぼ一年」
走れないコンディションで
お腹もポッコリ出てきたし・・・
血圧も高くて「塩分調整しなさい」って
主治医から宣告されたし・・・
今一度
戦える!? 身体にしなくちゃなって
「新庄に教えられた2020」・・・は大袈裟かな
今年もあと「十日」
誰もが経験した事のない一年が終わりを迎えます
最後まで気を抜かずに駆け抜けましょう!!
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