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田村哲也プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

「空・雨・傘」

田村哲也

田村哲也

*PDCA
*3C分析
*マーケティングミックス
 (4P・4C)
*ロジックツリー
*SWOT分析・・・等々

様々なフレームワークは
思考の整理や分析には
本当に役立つ優れモノばかりだ

しかし
その手前にある「思考法」こそ
大事だよなって・・・
最近特に思えてならない

イロハの「イ」

これこそ原点だよな!!って
思っているフレームワークが
【空・雨・傘】だ
(ご存知の方はおさらいで・・・)

【空】事実・認識(正しい事実収集)
  ↓  ↓  ↓
【雨】解釈・仮説(多面的に俯瞰して)
  ↓  ↓  ↓
【傘】行動・判断・解決策(複数から合理的ジャッジ)

朝出かける前に
①「空」の様子を見て~
②「雨」の予想を立てて~
③「傘」を持って出かけたことで
⇒『濡れずにすんだ』・・・という思考法だ

*この3つはセットで
*この順番は絶対で
*どれも端折ってはならない・・・うん

段取りのいい人

上記のケースも
【空】~【雨】へと検証した後だから
*「傘を持っていく」
*「合羽を忍ばせていく」
*「出先で傘を買う」
*「止むのを待つ」
*「タクシーを拾う」
*「出かけない」
といった【複数の傘】から
合理的なジャッジが出来る

しかしそれを怠って出かければ
*「ずぶ濡れになった」とイラついたり
*「コンビニで傘購入」といったコストが嵩んだり
*「終日 “傘” が邪魔だった」となってしまったり

さてさて
この思考と手順は
トラブルやリスクを未然に防げる
といったロジカルなだけではなく
 ◆企画書の作成
 ◆上司への報連相
 ◆プレゼンの組立
 ◆商談のプロセス
 ◆会議の進行
 ◆家族や夫婦の会話・・・etc
といった全ての業務やモノの伝達等に
当てはまることに気付きますよね!!

そう・・だから
「段取りがいいな」とか
「あの人 スマートだな」っていう人は
たいてい【空・雨・傘】が
スムーズに自然体で出来てること間違いなし
(よく観察して見てください)

ファクト(事実)

お手伝いしている企業さんも含め
グランドレベルでの「事実(Fact)」と
上層部での「認識」とに
以前にも増して
その差分が広がったような気がする

Chatwork や Slack をはじめ
様々な管理ソフトの発展と侵入(活用)は
最早なくてはならない存在だし
そこを否定するつもりは毛頭ない

しかしながら
*自分の目で見たり
*話をちゃんと聞いたり
*2次情報ではない1次情報なのか
*変なフィルターを介していないか
*そもそも「事実(Fact)」なのか・・・

といった【空】の段階での正しい「事実収集」に
少しばかり疑問がよぎる

・・・テクノロジーがなせる
  便利さとスピード感は圧倒的だ

・・・重ねて「事実」と「意見」は
  分解されずに飛んでくる

故に【雨】の解釈を表層で捉えてしまい
その【傘】は果たして総意でベストだったのだろうか
(と思える時が増えた気がする)

五感を大切にしたい

*テクノロジーやソフト(アプリ)
*ルールや制度
*マニュアルやフォーマット
*テンプレートやチェックシート

そう言ったものの主旨や意図を整理し
そしてそこに【空・雨・傘】の
本質を共有しないと
グランドレベルでの事実と感情は
離れていくばかりだろう

人間が持つ
五感や温度や喜怒哀楽を
もう少し大切にしたいなって
「妙に思えてしょうがない」

#139

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田村哲也
専門家

田村哲也(経営コンサルタント)

office TAMURA (オフィス タムラ)

小規模事業所経営者さんが、なぜ「儲ける」という課題をクリアできないのか?経営者さんを取り巻く2つの障壁をクリア‼❶忙しいの解消→「第二領域」の確保❷成果を上げるため→「苦手領域」のサポート

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