「社員を壊す」経営者
立場やポストが上の人から
何かしらのアクションがあった際
様々な思考が高速で回転しませんか?
ちょっと前までは電話とメールのみ
しかし今のご時世
コミュニケーションツールが
増えてしまったため
メリットと共にデメリットも共存
LINE・メッセンジャー・インスタ
Twitter・スラック・チャットワーク
オンライン系の動画・・・・・・重いっす!!
ハラスメントって・・・
先日の日経に
「隠れパワハラどう防ぐ・・・」
「ハラスメントの実態と対策は・・・」
と言った記事が掲載されていた
抜粋すると
*この6月に施行された「パワハラ防止法」も
2022年の4月からは中小企業でも適用ですよ
*総合労働相談延件数32万件のうち
「いじめ・嫌がらせ」は40%の8万件超にものぼりますよ
*多岐にわたるハラスメントに注意してね
・威圧的な言動(アカデミックハラスメント)
・精神的攻撃(モラルハラスメント)
・消費者クレーム(カスタマーハラスメント)
・メールなどの反応や厳しい言動(リモートハラスメント)
*隠れパワハラの5つの例として・・・
・丁寧な口調で長時間詰問する
・言葉尻を捉えて細かに注意する
・発言を一つ一つ否定する
・会議で発言するたびに咳などをして邪魔をする
・自分の仕事のやり方を押し付ける
*大声を出していないが威圧的なので
みんなビクビクしてますよ・・・etc
この手をやらかしてしまっている人は
自分は大丈夫・・・
*だって気を使っているし
*コミュニケーション上手だし
違います
むしろ複合的にやらかしてします(確実に)
リモートハラスメント
この記事を見るまで
「リモートハラスメント」という存在を知らなかった
でも知ったおかげで
一般論として逆手にとって活用できた・・・話
声が大きめの偉い人は
往々にして
*変な圧力で存在感をPRしたり
*妙な馴れ馴れしさで距離を詰めて来たり
*自分都合で発信しご機嫌な対応を期待したり・・・
そういったデリカシーをお持ちの方が
やってしまいがちなのが
夜遅くのグループLINE(chatwork等)への配信(送信)
その内容は緊急を要するものではなく
(その人都合での)気が利いたモノ・・!?
受信してしまったスタッフたちは
真夜中の忖度合戦
・絵文字を打ったり
・リアクションマークで返したり
・○○さんの対応に準じたり
・様子を伺ったり
・スルーした翌朝用の理由を考えたり
・・・ただただ『不毛』です
「残業はするなっ!!」と言っておきながらw
やらないルール策定
その辺の匂いのする会社さんの
【マネジメントルール作成】に関与
いくつかの決定事項の一つに
「リモートハラスメント」の存在を盾にして
次の2点を決定 (上から下への)
*チャットワークの使用時間は20時まで
*メールの使用時間は21時まで
その他にも
「パワハラ/モラハラ」を意識して
*叱責(言葉・態度・場所)
*プライベートの介入と線引き(飲食・SNS・休日)
*社内営業(忖度・ゴマすり・顔色伺い)
「セクハラ」を意識して
*指摘や発言(服装・化粧等の外見)
*センシティブ情報(家族・パートナー・趣味嗜好)
*スタッフへの呼称(さん・くん付け)
といった辺りの
私からの提案に対して
一つひとつ「禁止事項を言語化」
同意してくださった
社長さんの潔さと覚悟に・・感謝
そして
同席の他の役員さん達も即座にOK
(せざるを得なかったw)
カルチャー改革の一歩目
*スタッフのモチベーションUP
*離職率の低下
*生産性や効率化の向上
・・・を当然望み
*ビジネスモデルの構築
*評価や賃金や規定の整備
*上位概念の浸透や定着
*1on1による声の吸い上げ
・・・等で対抗するものの
それ以前に
経営層や上位役職層の言動にメスを入れ
気付きと覚悟と実行が
「一丁目一番地」にないと・・・
結局のところ
スタッフには何一つ響かないなって
・・・思う今日この頃です
ポリシーやスタイルを変えるのが
照れくさいのなら・・・
コロナ禍を盾に
迫りくるパワハラ防止法を盾に
まずは上層部こそ
「これはやらないぞっ!!」ルールの策定を
お勧めいたします
スタッフの顔色が変わりますから
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