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田村哲也プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

「キャリアオーナーシップは17文字!?」

田村哲也

田村哲也

「これからは
  『キャリアオーナーシップ』っすよね!!」
・・・と
30代前半のビジネスパーソンとの会話で
その単語を耳にした

恥ずかしながら
その定義を理解できておらず
曖昧に頷いた自分が恥ずかしかった

【キャリアオーナーシップ】とは

「自分のキャリアは自分のものであると自覚し
 自らどうしたいのか・どうなりたいのか
 どうあるべきなのかを考え
 納得のいく仕事・働き方を続けていくために
 行動していこう」
・・・という当事者意識を強く持つこと(のようだ)

リクルートワークス研究所のレポート

たしかに職種で選んでも
その中身(内容)が急速に変わっていく昨今
自分自身をマネジメントすることが
重要だと認めざるを得ない

面白いタッチのレポートを目にした

日本では
「会社に入って与えられた仕事をして
 キャリアは会社が決めてくれて
 自分で学ぶ必要がない」と考えられてきた

その考えがもはや駄目な3つの理由として
①雇用が流動的になっている
②平均寿命が延びた
③テクノロジーの進化やAIの導入

要は
長きにわたって働かねばならず
フェーズやステージによって
求められるスキルや特性は
各々が自ら考え磨かねばならない
だって
今の「その仕事(業務)」は
テクノロジーが取って代わっちゃいますよ
・・・と言った話だ

さぁ だから「学ばなくちゃ」・・・
となるわけだが
取り上げたいのは次の内容

そういった波が
間違いなく押し寄せてきているが
だからこそ・・・働くうえで
「何を大切にするか」「何を実現したいか」
といった本質的で変わらない部分を
ちゃんとフォーカスする必要がある
と書かれている

それをどうやって探すのかが面白い・・・

17文字

中学生の職場体験最終日に
その仕事が誰に何を提供するものなのか
『仕事のキャッチコピー』を17文字内で
考えてとお願い・・・

すると
「心に安らぎを与える仕事」


・・・さて何でしょう?

「心に安らぎを与える仕事」⇒花屋の店員

その他にも
「人生の先輩に恩返しする仕事」⇒介護施設職員
「お客様のために心の回復をはかる仕事」⇒ケーキ職人
「日本の未来を手助けする仕事」⇒幼稚園の先生
「新しい家族のサポートをする仕事」⇒ペットショップの店員
「お客さんのおなかをすかせる仕事」⇒食品サンプル製造
・・・・etc

17文字以内で表現すると
シンプルだからこそ大事なものだけが残る

そしてそれこそが
中々変わるものではない
・・・とまとめる

軸を持つ

お手伝いしている経営者の方々へ
理念やビジョンの重要性や必要性を
熱く語っているモノの

「誰のために何をするか」・・・
といったことを自身に問いかけてみて
それを17文字以内で端的に表現することなどなかった

その軸もないまま
雑多な学びをしていたような気がしてならない

コロナ禍で
働き方も生活様式も大きく変わりつつある今

老け込むことのないよう
「17文字」を意識して
自身のキャリアと未来を考えてみる必要がありそうだ

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田村哲也
専門家

田村哲也(経営コンサルタント)

office TAMURA (オフィス タムラ)

小規模事業所経営者さんが、なぜ「儲ける」という課題をクリアできないのか?経営者さんを取り巻く2つの障壁をクリア‼❶忙しいの解消→「第二領域」の確保❷成果を上げるため→「苦手領域」のサポート

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