「社員を壊す」経営者
work(ワーク)って
「労働・働き・仕事」を意味する
そしてそれらを内包して
「勉強・学習・職・活動・作業」
さらには
「(仕事に使う)道具・制作物・~機構・~づくり」
などどいった意味や使われ方もある訳で・・・
「ワーク○○」や「○○ワーク」って
結構使うし目にもする
*ワークブック
*チームワーク
*ネットワーク・・とか
最近よく目にするのは
*テレワーク telework
*リモートワーク remotework
tele=離れた場所
remote=遠隔
のど元過ぎれば何とやらで
定着しそうな側面と
それに伴うコミュニケーションや
評価の難しさだったり
賛否両論渦巻く昨今
コロナ禍の(本当の意味での)終息時に
在宅勤務やサテライトオフィスや
コワーキングスペースと言った存在や概念が
定着するのかもしれませんね
ライフワーク
*ライスワーク
→生活のため ご飯(rice)を食べていくために働くこと
*ライクワーク
→その仕事が好き(like)で働くこと
*ライフワーク
→自分の人生(Life)をかけ使命だと感じて働くこと
この3つの表現はちょいちょい顔をのぞかせる
解釈の仕方も様々で
どれが優れているとか
だから駄目なんだとか・・・
それは
・上司が部下に・・だったり
・転職が頭をかすめた時・・だったり
先日
こんな場面に出くわした・・
とある若手スタッフ:Sさん
「自社のサービスや商品を今一つ愛せない
自分にはもっと別のフィールドが
あるんじゃないのか!?」
純粋に正直に
役に立ちたい気持ちや突き抜けたい感情と
現状費やしている時間やキャリアが
今の自分にとってベストなのか否か
単純な現実逃避ではない(のは目でわかる)
自分の未来に対する期待と可能性と
・・それら諸々が若さと共に織り交ざり
得体の知れない焦りとなっている
答えは先・・
気の利いたアドバイスなんて出来やしない
私も素直に感情を口にした
その上で「rice・like・life」の3つのワーク
について意味や概念を添えてみた
30歳~40歳~50歳~60歳・・・
きっと還暦を過ぎた70歳になったとしても
「これでいいのか」
「これでよかったのか」・・と
都度都度悩むに違いない
だって正解はないから
自身で足掻いて「最適解」と思える選択や
根拠のない折り合いを
誰でもない自分自身と対峙するしかないのだから
食べていける
「ライスワーク」も
「ライクワーク」も
「ライフワーク」も・・・
全て重要であるのは言うまでもない
肝心なのは
そのフェーズやタイミングによって
優先順位も代われば
その占める割合やウェイトのかけ方も
変わるし変えなければならない
背負う環境や状況にだって
大きく左右されるのだから
「好きなことだけやって飯が食えるかぁ」
「天職に出くわす人なんてほんの僅かさっ」
それは負け犬の遠吠えなのか
芽をつぶそうとしているエゴなのか
事実なのか 逃げなのか
やらなかった~出来なかった言い訳なのか
イチローでさえ・・・
「大好きだった野球が
プロになった途端辛いものになった」と
難しいよね「働く」って
ただ・・・この歳になってわかる
若い時は「食べるために働く」的な
感情やフレーズは
何だか「ダサ」くて「諦め感」満載で嫌だった(よね)
でもね・・・
それと似たフレーズの
「食べていけてます」と言えることは
自身にも大切な人に対しても
とっても重要なんだと
決して
口になんかしなくていいから
ちょっぴりカッコ悪くて構わないから
いま責任を負わなければならない
最小限のコミュニティーに対して
三度のご飯を「腹いっぱい」に
させてあげることは
働くことの「核」であることは間違いないと
今回のコロナで
「人間」はつくづく
「ただの動物」なんだなって
思い知らされたわけで・・・
各々が「○○ワーク」の「○○」に
何をどれくらいに
どんな順番で入れるかを
意識してもいいのかもしれない
そしてそれは整理するための一つの手段で
充て込んで答え探しをするものでも
何でもないからね・・・Sさんっ!!
_118_