「社員を壊す」経営者
こんな話をご存じでしょうか?
①春の七草の「ハコベ」は
茎や葉が柔らかいので
人や自動車に踏まれても
その圧力を受け流す(耐え忍ぶ!?)
それによって
他の植物が育たない厳しめの環境下に身を置き
競うことなく日光や栄養分を手にする
しかも種子の表面はギザギザなので
靴底やタイヤに挟まって
いろんな場所や遠方に運ばれる
・・・「えっ!! こんなところに」
といった ビルの谷間やアスファルトの切れ目から
顔をのぞかせてたりしますよねっ
②雑草の「オオバコ」は
人の往来が盛んな場所では
背が低く葉も小さくなって
(これまた)踏まれる圧力に耐え忍ぶ
一方 踏まれにくい環境下では
20㎝以上の背丈にもなる(らしい)
つまり環境に応じて
柔軟にその姿を変えて
種を残し続けている・・ということだ
③ご存じタンポポは
背の高い植物が少ない春に花を咲かせ
他の植物が茂る夏には
葉が枯れて根だけが残る
その頃 白くてかわいらしい「わたぼうし」は
様々な場所まで飛んで行っている
そして再び秋から冬にかけて葉を伸ばし
成長や子孫の為に日光を確保っ!
○○戦略
①ハコベ 【逆境戦略】
厳しい環境をあえて選ぶことで
他の植物との共存を避け メリットを享受
②オオバコ 【変形戦略】
与えられた環境に応じてその形を変え
持ち味を生かして メリットを享受
③タンポポ 【時間差戦略】
ライバルたちとの成長時期を
明確にずらすことで メリットを享受
これらの事例って
御社の仕事や
あなたの生き方における
様々な選択肢やヒントに
なっていないでしょうか
同時になんだか
カッコつけてる場合じゃないよなって
考えさせられたりしませんか!?
ダーウィン・・・
『生き残る種とは
最も強いものではない
最も知的なものでもない
それは変化に最もよく対応したものである』
とダーウィンは名言を残したわけですが
コロナ禍に重なって
尋常ではない自然災害(豪雨等)が渦巻く昨今
大きいことや強いことや
誰かにすがることや
常識だと思っていたことや
もしかしたら
私たちは過保護に甘やかされ
「生きる」ということに
全くもって真摯に向き合ってこなかった
のかもしれませんよね
・・変化の時です
だとしたら
生きるために未来の為に・・
様々な戦略を教えてくれている植物のように
今こそ一人ひとりが
「自ら工夫」していかないと・・・
逆境!? 変形!? 時間差!?・・・etc
「日光や栄養分」といった当たり前は
享受できないのは間違いなく・・・
気候(自然現象)も季節も
働き方も学び方も
エンタメもスポーツも
戦後から脈々と続いてきた「常識」も
・・・
全てが『変わるんだ』という前提
その転換(過渡)期を生きているという自覚
故に
出来ること出来ないこと
得意なこと不得意なこと
正しいこと間違いなこと
各自が各自の想いや特徴と
向き合って棚卸しして・・・
決して「戦略」まで
整える必要はないけれど
ヒトや環境のせいにだけはしないで
行政や企業にぶら下がることのないように
思考と行動をフル回転さて
この窮地を自主性をもって乗り切りましょう
「リセットボタン」は無いけれど
『スタートボタン』は何度押してもいい!!
・頑張れ 九州
・頑張れ アスリート
・踏ん張れ 飲食店や夜の街
・しなれっ ニッポン
見ててご覧・・
この長雨(異常な梅雨・豪雨)が終わると
草花たちは愚痴も言い訳もせず
クソ暑い夏に向けて(日光と栄養分を確保し)
しっかりと真っ直ぐに
太陽に向かってシャーシャーと育つからっ
・・・凄いよねっ!!
この有事
もっとシンプルに捉えて~考えて
みんなで立ち向かいましょう。。。
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