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田村哲也プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

「四番バッター」

田村哲也

田村哲也

2月1日・・・例年通り
プロ野球はキャンプインした

コロナウィルスの影響で
メディアの枠が細っているのか・・

オリンピックイヤーだから
他のスポーツに分散されてるのか・・

ただ単に
私がTVをあまり観ないからなのか・・

いずれにしても
プロ野球情報(各地のキャンプ)を目にする機会が
めちゃめちゃ激減したと思えてならない
(佐々木朗希クンくらいしか見ないぞっ!)

エースと四番

日本における『プロ野球』って
古くは「戦後の復興」や
数少ない「エンタメ」として(だったり)
アメリカナイズされていく
昭和の高度成長を支えるために
ある意味必要だったわけで・・・
(長嶋ぁぁ・・・打ってくれぇぇ!的な)

そして平成を経た今
人気選手のメジャー流出等も相まって
その存在意義や役割は変わったし
要求度合いという意味では
ある部分はその役割を終えたのかもしれない
(少々大袈裟だなw)


とは言え少し前までは
◆開幕戦を誰が投げる・・
◆4番には誰が座る・・・

それは「年棒」では計り知れない
ステータスと信頼感・・・だったはずだが

いつしかローテーションを
しっかり守れることがチームの『エース』
(先発完投型はマストじゃない)

いつしか「2番バッター最強説」的な
メジャー仕込みの建付けが横行する中
威圧感のある『The 四番』はなりを潜め


勿論・・各チーム優勝を目指し
強いチームにファンは魅力を感じ
そして
スタンドは埋まりグッズも売れる
・・・ごもっともな方程式だ

しかし勝利至上主義の分業制や
薄まる『エース』や『四番』の意味合いに

まるでスマートさや
確率論や生産性だけが凌駕していく
今の世の中(企業マネジメント)と
ダブついてしまい・・・

「プロ野球ってそれでいいの?」的な
納まりの悪さを感じずにはいられない
・・・のは私だけ(かな)

働き方改革

わかっている
企業では属人性の排除や
効率化を図ることはマスト

たしかにエースや四番に
頼っている組織構図や目標達成には
再現性もなく
会社全体のクオリティの底上げにはほど遠い

でもね
中々いい人材を確保できない
小規模事業所(私がサポートしている規模感)において
四番とエースに頼らざるを得ないジレンマ

だからこそ そこを脱却しなくちゃ
市場からソッポを向かれてしまう空気感と焦り
(わかってるさ)

大企業のように
そこに時間もお金もかけられない事も
少なからずあるジェラシー

そんな日常の中を生きているからこそ
・・・そう だからこそ
プロ野球には小ぎれいな確率論や
マネジメント重視の匂いを嗅ぎたくない
・・・という思いとエゴが強いのかもしれない
(だって最近のプロ野球やっぱりつまんないよ)


【江夏vs王】・【江川vs掛布】・【野茂vs清原】
・・今となっては「時代遅れ」なのかもしれない

でもね
試合の勝ち負けと違った
今の時代だからこそ届く「新鮮さ」が
そこにはきっと
ちゃんとした質量であると思うし
そこにある『個性』や『舞台』でないと
もう誰にも刺さらないんじゃないのかな・・・

これまた時代遅れのオジサンの欲望(だな)


いやきっと
時代の流れに付いていくのがやっとの自分は
せめて好きな「野球」だけは・・
自分の想いとスピード感のままで
居て欲しいだけなのでしょう!!

視聴率

「たけし」の冠番組が
ゴールデンタイムをバンバン席巻している頃

こんなことをビートたけし氏が
言ってたのを覚えてる

『今日は数字(視聴率)取れないよ
 だって裏で「江川が放って(投げて)る」もん』

きっと今だって
どんな業態においても

視聴者→「消費者(市場)」は
看板役者とわかりやすい仕組みを
どこかで望んでるような気がしてならない

こんなテクノロジー主流の時代だからこそ
「お客様が望むもの」って
シンプルに足元にあるような気がする


この人のように・・・
企業の強みや特徴がアイコンになってしまえば
説明要らずの最強の商品(サービス)ですけどね

ミスター・・違いますか!?
「プロ野球」大丈夫でしょうか?

やっぱり貴方が最後の砦のようです

_2nd_  Baseball

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田村哲也
専門家

田村哲也(経営コンサルタント)

office TAMURA (オフィス タムラ)

小規模事業所経営者さんが、なぜ「儲ける」という課題をクリアできないのか?経営者さんを取り巻く2つの障壁をクリア‼❶忙しいの解消→「第二領域」の確保❷成果を上げるため→「苦手領域」のサポート

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