「社員を壊す」経営者
2020年最初のコラムは
お正月にふさわしく(?)
・・「かかぁ天下と空っ風」
・・「何をやっても最下位争い」
そんな
我がふるさと【群馬県】に
3つの切り口から軽~く触れて
スタートを切れればと思います
(お付き合いください)
1つ目は「号令」
小中学生の頃って授業の開始時に
先生に挨拶・・・しましたよね
日直さんが
「起立・注目・礼」
そう
群馬って何故か『注目』をはさむのです
18歳で地元を離れ
何かの場面でこの号令を口にした時
「えっ 何それ!?」って言われ・・赤面
・家族のルール
・地域のルール
・会社のルール etc
当り前や常識だと思ってることに
実はイレギュラーなことってありますよね
価値観も含めて
押し付けがちな自身の性分
『注目』・・的な自身が気が付かない
言動に気を付けなくちゃ・・・
と思う年始です
2つ目は「方言」
関西や九州のそれとは違って
汚くてマイナーな群馬弁
◆「おやげねぇから おこんじょすんの やめりー」
訳:可哀そうだから 意地悪するの やめなよ
◆「このうどん なっから うんめんなぁ」
訳:このうどん かなり 美味しいね
◆「まーず よいじゃぁねぇーんな」
訳:本当に 大変だよね
◆「はぁ けーるんべっ」
訳:もう 帰ろうか
上記のように結構個性的な
(だっさい)方言が多々あるにもかかわらず
都会で
群馬県人や群馬弁に出くわすことは皆無
いったいどこに潜伏しているのやら
基本傾向として
群馬の男は内弁慶が多く
女性が働き者(まさに「かかぁ天下」)
これって群馬が云々といった括りだけでなく
誰にでもある属性や風土や文化・・・
仕事やマネジメントをする上で
ひとつの「個性」として理解し合うと同時に
本来は(もっと)
大切にしなくちゃならないことなんでしょうね
3つ目は「上毛かるた」
群馬県の少年少女における
国語や算数よりも大切(?)な必須科目
それが【上毛かるた】
この【上毛かるた】は
「子どもの遊び」などという範疇ではなく
誰もが身につけ刷り込まれ
3人一組での「競技」であることを
他県の方は知る由もない
(群馬の少年少女は
他県でも行われていると信じているw)
町の予選 → 市の大会
→ 県大会へと勝ち進むシステム
“ちはやふる”ばりの「子ども達の戦い」
「読札」と「絵札」を
掛け算九九のように丸暗記
残念ながらその内容を
教えてくれる大人は(私の周りには)いなかった
大人になって振り返ると
その内容は結構秀逸で
群馬に関係のある
・歴史上の人物 ・名産物
・都市や山川 ・温泉や施設
等が多面的に詠われている
・・・少し照会しよう
《人物》
「こ」心の灯台 内村鑑三
「へ」平和の使い 新島襄
「れ」歴史に名高い 新田義貞
「わ」和算の大家 関孝和
《名産物》
「ね」葱とこんにゃく下仁田名産
「ま」繭と生糸は日本一
《山川》
「あ」浅間のいたずら鬼の押し出し
「す」裾野は長し赤城山
《温泉や施設》
「く」草津よいとこ薬の出湯(いでゆ)
「そ」そろいの仕度で八木節音頭
「に」日本で最初の富岡製糸
なかなかでしょ
そして今なお
この【上毛かるた】の競技は続いているらしい
・・・恐るべし
本来の狙いは
知識を深め
郷土愛を高める・・・なのでしょうが
残念ながらそこには至らず・・・
とはいえ
ある時期あるテンションで
「覚え込ませる」ことって凄くって
いまだに9割がたは
そらんじて口にすることができる
あれっ
もしかして「群馬愛!?」・・・まさか
謹賀新年
カルタに触れたことで
お正月感を出したつもりでしたが
如何でしたでしょうか!?
さて
年末年始を故郷で過ごされ
今日(1/6)が仕事始めの方も多いかと
オリンピックイヤーもスタートです
わたしの今年のスローガンは
「馬鹿になる!」・・です
(意味・狙いは後日お話しできれば)
健康に留意して“しなりたい”と思います
それでは本日の授業は終了・・・
「起立っ~注目ぅ~礼っ」
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
『本年もよろしくお願いいたします <(_ _)> 』
_2nd_ hang on