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田村哲也プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

「37.16歳!?」

田村哲也

田村哲也

「企業のサイクル(寿命)は30年」
とかつて言われていた
今ではさらに短命化して20年程度(らしい)

長寿企業が多いと言われる日本
創業100年以上を超える会社(2%以下)等を
母数に入れてのそれは・・
【平均“企業”寿命:37.16歳】

制度や組織はマッチングしてるのだろうか⁉

終身雇用

◆日立製作所の中西経団連会長曰く
「終身雇用を前提に
 企業経営・事業活動を考えるのは限界
 外部環境の変化によって
 働き手はこれまでの仕事が
 なくなる現実に直面している」

◆トヨタ自動車の豊田社長曰く
「企業へのインセンティブが
 もう少し出てこないと
 終身雇用を守るのは厳しい局面」

早い話
戦後の高度成長期(昭和)から
平成を経て続いた『終身雇用は』
この度 終焉を迎えますよっ‼

『Easy Go』の ③「ゆでガエル」にも書きましたが
うちの子に限って的なその感覚
思っている以上にヤバイからね‼
って 大真面目に言われてる訳で・・・

モビリティ

豊田社長曰く
「社名に『自動車』は残すものの
 メーカーではなく
 【モビリティ会社】と再定義します」

つまり
看板に『自動車』は残るものの
自動運転に代表されるAIやIoTといった
テクノロジーを搭載する移動手段の箱(乗り物)を
提供する企業になる‼・・と宣言!?
(世界のトヨタがそういった舵取り)

ということは
現在(今まで)のトヨタが必要とするスキルや思考では
未来のトヨタでは役立つとは思えない(言いすぎかな)

いずれにしてもトヨタがこれなのだから
私たちは・・・いいのこのままで⁉

81.09歳

一方 日本男性の平均寿命は81.09歳(人生100年時代)
「不公平も実力」にも書きましたが
老後に2,000万円不足すると言った論調

どうやら70歳まで働く(働け)といった流れは止められず
 ▪22歳(就職) ➡ 70歳【48年間就業】

ということは 会社の寿命(37年)より
働く期間(48年)の方が あきらかに長い訳で⁉

つまり
基本的に2社(2段階)以上の
スキルや対応力がなければ
運(ラッキー)でしか生きられませんよw

駄目ダメ 「大企業なら安泰」なんて考えている
子育て中のパパさんママさん
日立やトヨタでも 終身雇用は「無理っす‼」
って示唆してくれてるじゃないですか

人と会社の「寿命」や「しくみ」が
完全に逆転してしまっていることに気付きましょう‼(私たち)

ITネイティブ

でも大丈夫っ‼
就活中の大学4年生のうち
「将来的に転職もあり」と考える人が71%(あらら)

駄目なのは未だに・・・
 ▪石の上にも三年
 ▪愛社精神を持て
 ▪俺たちの若い頃は・・・
といった数々の化石のようなフレーズを大切にしている貴方

どうやら世の中の流れや方向性に
対応できていないのはおじさん達(昭和生まれ)であり
仕組みや制度が追い付いていないのも企業側


どーせ 国や会社が守ってくれないことを
肌感として理解しているのは若者たち

スキルアップやステップアップでの
転職なんて・・・当然ですよっ‼ と心強い

《Windows95が発売されたのが1995年》
今の24歳は 生まれた瞬間にPCあり‼
少し幅を持たせれば
30歳以下(平成生まれ)にとって
物心ついた時には
当り前のようにテクノロジーとweb環境あり
・・・そう『ITネイティブ』

企業の寿命は縮まり
人の寿命は延び
国の制度は追い付かず
テクノロジーは留まるところを知らない現在進行形

「ITネイティブ」君たちから見た我々は
「刀」を差して「ちょん髷」結ってる
時代錯誤の武士に見えていることかとw


スポーツ界だけでなくビジネスの世界からも
ITネイティブ世代のスーパースターが
出始めているのも周知の事実
(“ゆとり世代”が 滑った転んだなどと
  言ってる貴方こそが 転んじゃいますよw)

気にしなければならないのは・・・
「企業の平均寿命が37.16歳」ではなく
ビジネスパーソンのそれこそが
『37.16歳』なのではないかと

心身ともに その年齢に寄せていかなければ
そして学び続けなければ・・・

いとも容易く周回遅れになって
振り落とされてしまうんだろうなって・・・

そんな感覚を
お手伝いしている会社さんの中に居る
ITネイティブ世代の方たちとのやり取りで
強く痛感させられている


周回遅れにはなりたくない(ですよね)

ならば 走って 本読んで アウトプットして・・
「秋」いい季節 もう少し “しなり” たいなっ‼

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田村哲也
専門家

田村哲也(経営コンサルタント)

office TAMURA (オフィス タムラ)

小規模事業所経営者さんが、なぜ「儲ける」という課題をクリアできないのか?経営者さんを取り巻く2つの障壁をクリア‼❶忙しいの解消→「第二領域」の確保❷成果を上げるため→「苦手領域」のサポート

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