「スマイリング・シンデレラ」

まさにシンデレラ
一夜にして全国区となった
女子プロゴルファー「渋野日向子」選手

ちょうど一週間前
42年ぶり「日本人2人目のメジャー制覇」
の吉報が届いた

その快挙や凄さはさておき
・・・・驚くべきポジティブさ

圧倒的な「あの笑顔」
そして プレー中パクパクと
お菓子をほおばる「あの無邪気さ」
そしてギャラリーとの「ハイタッチ」

何だか今までの概念やセオリーを
ある意味 根底から覆された気がした

ヘラヘラしてんじゃないっ‼

十代の頃 部活動で・・・
　▪歯を食いしばれ‼
　▪白い歯を見せるな‼
　▪ヘラヘラしてんじゃない‼

一方
　▪肩の力抜け‼
　▪思い切っていけ‼
　▪気持ちを切り替えろ‼
　（無理だっちゅうの）

といった
よく分かんない「気合と根性」のオンパレード
・・・ある意味 今も残る慣習

それを
《決めれば 7,200万円》のパッティングを
　笑顔で“芝”を読んで
　微笑んで打って
　勝った瞬間
　　左手でパターを高く掲げて弾けてみせた‼
　（感動の涙はなし）

おまけにあのフォルム
タレントやモデルのような図抜けたものはなく
何だか身近にいそうな（居たような）

ちょっぴり田舎臭く（ごめんなさい）
が故に「応援したくなる」・・雰囲気

“周りを味方にしてしまう”
天性の何かを自然と持ち合わせている
（大坂なおみ選手にも共通点を感じる）

スポーツの世界だけではなく
世の凝り固まった大人たちの常識に
一石を投じてくれたのは間違いないっ‼

笑顔の効能

笑うことにはいろんな効果があるらしい
　▪リラックス　　▪免疫力向上
　▪血圧降下　　▪認知機能低下...etc

Netの記事では
あまり笑わない人の死亡リスクは
よく笑う人の2倍!?・・・なんて出てたり

なんたって昔から
「笑う門には福きたる」ですもんね


ゴルフは「自分自身との戦い」が全て
技術と同時にメンタルを問われる訳で・・

そう考えると
本当のところ あの笑顔の裏には
どれほどの努力と葛藤があるのか

いや「笑顔」ってすべてを追いやる
圧倒的なパワーがあるのか・・・
凡人には計り知れない

コンビニのレジ

兎にも角にも
　▪プロテストに1年前に合格した女の子が
　▪海外試合の経験が全くなかったアスリートが
モリモリの笑顔で気負わずに結果を残したことに

多くのビジネスパーソンも
沢山のヒントやエッセンスや気付きを
教えて貰ったのは確かだ

同時に
働き方改革とか生産性や効率重視といった
昨今の流れや風土に対して

「そこじゃないよね」
いやいや その前に
「大事なものがあるよね」って
二十歳の女の子が教えてくれたんじゃないかな


短絡的で殺伐とした事故や事件が実に多い昨今
根底にある様々な人間のエゴや
「イラっ‼」としてしまう感情
怖くて嫌ですよね

かく言うわたしも
コンビニのレジでモタモタ感に出くわすと
「イラっ‼」としてしまう小っちゃな男です・・・

どんな局面でも
『笑顔』を心掛けたいですよね

改めて考えさせられた快挙でした