「社員を壊す」経営者
寝る
20代・30代・40代・・・
いつしか「寝る」ことが
罪悪のように思えていた
『寝ずにやれ!』
それが格下の者の流儀であると
心より信じていた
そうすることで
心身のバランスを整えていた
(ような気がしてた)
そうすることで
能力の無さを少しでもカバーできてる
(と思ってた)
そうすることしか
立っている術を知らなかった
少しずつ
きっと少しずつ
そしてそれはもう後戻り出来ない程
キャパオーバーとなり
心身を蝕んでいった
心臓疾患(2012)・免疫性疾患(2013)
そしてストレスを排除した
今(2017)の暮らしでも
深く長く眠ることを
どこかで放棄してしまっている
今もって勘違いしている
“様々な何か”に通じる感がある
ホントまだまだだ
働き方改革
「働き方改革」という文字を
目にしない日はない
もしもあのまま身体が壊れずに
そして心が偏った考え方のまま
突き進んでいたなら
“勘違いしている何か”に気付かぬまま
都合よく「働き方改革」を
肚落ちさせていたかもしれない
働き方改革の方向性は・・・
長時間労働の抑制や
賃金の改革や
女性や高齢者の就業促進やら
そこに潜む「生産性向上」なくして
超少子高齢化の日本の未来に
光が差さないという本質
一人ひとりの時間の有効活用や
向上心が総体的な底上げになるという事
そして何よりも
健全な心身なくして
大切なものを大切に扱える感覚など
享受できるはずもないという
「人」としての哲学的な部分も・・・
今ならわかる
それが決して大げさなことだとも思っていない
同時に自分都合の解釈で
不易流行を推し進めてはならないことも
大命題だと知る
周回遅れ
やっと今「寝る」ということの
大切さに気が付いた自分と
昭和から続く「今日の日本経済(働き方)」が重なる
そして「勘違いしている何か」に気付かぬまま
周回遅れになりつつある経営者さんにも
この思いを届けたい
青臭いと笑われるかもしれないが
今こそ「本質」をえぐらなければ
慢性的な睡眠不足後の
決定的な罹患が待ち受けているとしか思えない
今こそ「何のために働いているのか」を
企業の理念や思想に併せて
社員さんに定着・浸透させなければ
「手の施しようもない」
ステージⅣが待っていて
市場からは総スカンを食らうという事を
「寝る」ことが大切なように
生きる上で働く上で
本当に優先すべきことを
後回しにしていた自分への戒めとして
レポートを終わりたい
結び
以上が二年前の原文そのまま
(2017/04/02)
フリーになった不安と自信のなさを
あたかも「わかった」風に書いているが
令和となった今でも
何一つわかっちゃいない
そして根底に残る
昭和スタイル・・・
私こそ周回遅れw
改元の今
自分自身の生き方も「元年」となるよう心したい
“しなります‼”