「社員を壊す」経営者
『無知であるということを
知っているという時点で
相手より優れていると考えること。
また同時に真の知への探求は
まず自分が無知であることを
知ることから始まるということ』
ソクラテスの「無知の知」だ
ニュースから世界を読む
チケットが余っていると
嬉しい知らせを知人から・・・
池上彰氏の
「ニュースから世界を読む」という
特別講演会に行く機会を得た
(2,000名 ほぼ満席)
結論から言おう
「なめてました」 脱帽です <(_ _)>
落語の枕のように
~ご自身の記者歴から
週刊こどもニュースのエピソード~
いつしか話はメインへ
(下記の3点・・と私は理解)
①JOC竹田会長とフランス
・竹田会長の賄賂問題:2億3千万円
・3年前のことを何故いまぶり返す
・フランスにとってルノーとは(半 国営企業)
・第一次世界大戦やドイツとの兼ね合い
・ゴーン問題との絡み
・フランスの懐事情
・・・etc
②アラブ首長国連邦とカショギ記者殺害
・首長国連邦の構図と歴史(七か国)
・サウジにおけるポスト石油とは
・ドバイやアブダビの現状と方向性
・ムハンマド王子の焦り
・王位継承者が数百名(一夫四妻制)
・賄賂での追及/逮捕(力を奪い阻止)習近平戦略
・カショギ氏の父は元サウジ➡米国に亡命
・内部事情露呈~暴露(目の上のたんこぶ)
・・・etc
③イギリスのEU離脱とグローバリズム
・北アイルランド問題(カトリックとプロテスタント)
・EU加入により関税や国境がなくなった
・故に労働力流入(移民問題)
・社会保障等の権利や恩恵も奪われる(プライド)
・ブレグジットによるアンチグローバリゼーション
・古き良き時代の年齢層の方が国民投票へ
・3月29日が迫っている(メイ首相出口なき混迷)
・そういったアンチの考えはトランプも同様
・米国選挙制度がもたらした悲劇(錆びた6州Get)
・投票数ではヒラリーより260万票以上少なかった
・2期目に向けた公約実行急務(関税やメキシコの塀)
・今 世界中が考えさせられているグローバリズム
・冷戦終結後の本当の意味での秩序の見直し
・・・etc
「なぜ?」が解けていく
「なるほどぉ!」と深まっていく
もっと知りたい
もっと聞きたい
・・・と思わせる池上氏の話術
しかし
今日のコラムで伝えたいのは
その内容ではなく・・・
ホワイトボードのみ
テレビのそれとは違って
フリップやパネルや
アシスタントが居る訳でもなく
映像や音声はおろか
パワーポイントすら使用せず
ステージには
マイク1本で佇む池上氏と
ホワイトボードのみ
上記に記した3点の要約・・・
講演受講中
一切のメモも取らなかったにも関わらず
確実に私の記憶に残っているのは
・・・何故?
*内容の分かり易さ(展開/テンポ)
*学者やエコノミストと違った柔らかさ
*ストーリー性
・・・なんだろう
よく営業の現場で飛び交う会話に
「小学生でもわかるように説明しろ」って
まさに専門用語等を使わずに
聴衆の目線に降りて来てくれてのそれは
(TVで氏をあまり視聴していないこともあり)
ある種の凄味すら私は感じた
無知の知
90分間の講演はあっという間に経過し
最後にこんな言葉で結んでいた
冒頭に記した【無知の知】だ
「今日 知らないことが沢山あることを知りましたよね」
「それが『無知の知』です」
「とっても大切なことなのです」
「TVやニュースで事件や事故を目にしたら
それってどう言うことだろうって」
「その背景や歴史を勉強してみてください」
「若さの秘訣である『好奇心』にも繋がりますから」
まずはインプット
指導する/アドバイスする/サポートする
・・・的なことを生業にしている私としては
勉強になったというより
凹むほどの刺激を受けた
これだけメディアに出ている方が
地方都市での講演会
多少・・よくも悪くも
荒っぽかったり
やっつけ感があるかと思いきや
圧倒的なプロフェッショナルな時間を演出・・・
【仕事の基本性能】
①知る(インプット)
➡②考える(編集)
➡③行動する(アウトプット)
であるのなら・・・
「無知の知」であることを
日々 めちゃめちゃ自覚し
「自分が如何に小さくて無力で
分かっていないかを
わかっていて・・
更に分からないことを
わからないと正直に言えて・・」
そんな素直さを
今一度意識して
まずは改めて
『インプット』するぞー‼
『本』読むぞー‼
スイッチ入りましたぁw
誘ってくださった
さっちゃんに「感謝」<(_ _)>