「社員を壊す」経営者
小西利行さん
この方の名前は以前から知っていた
・・有名なコピーライターとして
そんな小西さんが
今お手伝いしている社長さんの
人脈の中にいらっしゃることが分かり
4年も前の書籍だが手にする機会を得た
一気読み
そして得意のラインマーカーだらけ
でも今日は
この本全体の読後感ではなく
(もちろん沢山お話ししたいのですが)
最終章の件をシェアします
『なんすか力』
全部で20個のメソッドが記載されている
(どれも秀逸!!)
そんな【伝わるメソッド】の20番目が
『なんすか力』(以下引用)
世の中のすべての情報は
鵜呑みにしちゃいけない。
どうしてなんだろう?と想像してみて
一度深く考えなきゃいけない。
誰かが言っていたコトをそのまま信じると
自分でも意識しないうちに
嘘の情報を広める危険性がある。
気軽にボタンを押すことで
誰かを傷つける。
そんな悲しい片棒を担いではいけない。
ニュースが伝える「真実」も
本当はひとつの見方にすぎない。
それを真実だと信じると
本当の「真実」から
目を背けることになるかもしれない。
だから常に自分の目で
見極める力を持たなきゃいけない。
3.11の時、ほとんどのテレビや新聞が
「2万人が亡くなった大きな事件」
として報道していた時に
「2万人が亡くなった1つの事件じゃなく、
1人が亡くなった事件が2万件もあった」
と考えよう・・・と言った人がいる。
それは、小さな違いじゃなく
人間として本当に大切な視点の
発見だと思う。
僕たちはそういう意識で
世の中を見なければいけない。
僕らは常に多すぎる情報に溺れず
踊らされず、何が必要なのかを見極めて
自分の尺度でちゃんと考え
自分の答えをちゃんと出し続けなきゃいけない。
(まだ続きます)
恋と愛の違いは何なのか?
▪どうして1+1=2なのか?
▪何をすれば友達は幸せになるのか?
▪恋と愛の違いは何なのか?
▪豊かな暮らしって何なのか?
▪新しいビジネスって何なのか?
▪考えるとはどういうことなのか?
▪人はどうして争うのか?
▪未来を幸せに変える方法はあるのか?
▪そもそも幸せとは何なのか?
すべての答えは
疑問から生まれてくる。
だから世の中のことに少しでも疑問を持ったら
臆せずに言おう。
それって「なんすかね?」。
恥ずかしいことじゃない。
いっぱい迷って、いっぱい考えよう。
常に「なんすかね?」という目を持っていれば
ほんの少しでも、考えるきっかけが生まれる。
きっかけがあれば、人はもっと考える。
そしてもっと深く理解し合える。
そしていつか世の中は素敵な方へ向かう。
なんすかね?というきっかけ。
それが、いちばん最後で
いちばん大切なメソッドだ。
(以上 P239~242 引用)
「1人が亡くなった事件が2万件もあった」
この本の主旨は、メソッドと言う形で
沢山の「伝える」技術を紹介しており・・・
その切り口は本当に素晴らしくレポートにしたくらいだ‼
しかし今日
お伝えして共有したかったのは
繰り返しになるが下記のくだりだ
「2万人が亡くなった1つの事件じゃなく、
1人が亡くなった事件が2万件もあった」
と考えよう・・・
それは、小さな違いじゃなく人間として
本当に大切な視点の発見だと思う。
僕たちはそういう意識で
世の中を見なければいけない。
この意識を持ち合わせた「人」に
また、この見方ができる
「ビジネスパーソン」にならなければ・・・
きっと淘汰されていくだろうと
臆せずに口にしていきたいですよね
それって「なんすかね?」って‼