「社員を壊す」経営者
イージーゴー=気軽に行こうっ!
「言うは易し行うは難し」
4つのエピソードとともに・・・
①「サーカスの子象」
サーカスの小さな子象
大きな杭に3メートルの鎖で繋がれている
子象は逃げようと
何度も何度もトライするが
逃げられないと諦めてしまう
月日が経ち
大人になった象は
既に杭ごと引き抜く力を持っている
それなのに
逃げようとしない
「杭は抜けない」・「鎖はちぎれない」と
観念してしまっているから
【教え】
上手くいかなかった過去が
あったとしても
時を経て
環境や立ち位置が変わり
自身の成長も加われば
トライすることを諦めてはいけないと
いや
「飼いならされるなよ!」
かな
②「鰯(いわし)」ってサカナ編に弱いって書きますよね
鰯って魚の中でも
めちゃめちゃ弱い魚らしい(っす)
海水温や酸素量やら
イケスの状態を物理的に万全にしても
運搬途中(4時間くらい)で
生き絶えてしまうとか
そんな鰯の
生命時間を伸ばす方法がある
イケスの中に数匹のハマチを投入
するとハマチに食べられたくない一心で
鰯は泳ぎ回って
結果5時間経ってもピンピンとか
【教え】
少々嫌なことや制約があるからといって
環境や組織や上司のせいに
している場合じゃない
むしろ多少のストレスが
あるが故に
成長できたり
生き延びている現実すら
あるんだということ
いや
「ストレスを受け入れ共存せよ!」
かな
③「ゆでガエル」
ビーカーに水を入れ
その中に一匹のカエルを
下からアルコールランプで温めていく
(水温は徐々に上がっていく)
いい湯だなぁを通り越し・・・
やがてカエルは茹で上がる
なぜ逃げない
もしも熱いお湯の入ったビーカーに
カエルを投げ入れたら
一瞬にして水面を蹴り上げ
ビーカーから逃れられる能力があるのに
【教え】
現状に甘んじてたり
あぐらをかいていると
リスクヘッジを怠りますよ
いや
油断大敵・危機感を持て
「今のままだと滅びますよ!」
かな
④「コップの蚤(のみ)」
体長2~3ミリの蚤を
逆さにしたコップで蓋をする
蚤は体調の100倍(30センチ程度)の
ジャンプ力を有する
最初は逃げ出そうと
ジャンプを繰り返すが
コップに頭を打ち続けた蚤は
やがてコップを取り除いても
コップの高さより
ジャンプすることが出来なくなってしまう
この話には続きがある
この跳べなくなった蚤に
元気のいい「跳べる蚤」を仲間に加えると
それを見た「跳べない蚤」は
再び跳べるようになる
【教え】
以前は出来たことや
いつしか「そういうもの」と
決めつけてしまってること
原点を忘れず
自分の技術や知識を思い出せ
そして
視野を広く持つことを忘れていないか
いや
惑わされるな
「リセットはいつだって出来るさ!」
かな
Easy Go♪
4つのエピソードが教えてくれたのは
・常識や環境に惑わされない
・自分の成長を信じる
・ストレスを受け入れる
・危機感を持ち合わせる
・油断せず己を見失わない
・向上心を持って常にトライ
・本質を忘れてはならない
・諦めないで愚直にやり続ける・・・etc
間違いではないし
本当に大切なことだと思う
でもそこには
大切なエッセンスが欠けていると思う
「Easy Go=気軽に行こうっ」
間違っても
適当に取り組もうとか
いい加減さが必要ですよとか
力を抜いてスイングすることだって
・・・みたいな
そんな短絡的な
気休め的なことではなく
なんだろう
心と頭の隅っこに
「Easy Go」を
自分基準でしっかりと
持ち合わせていなければ
目指す先すら
見失ってしまうような
そんな感覚なのです
伝わらないかな⁉
調味料
わたしは
6年前に心臓の手術
5年前に免疫系の疾患で
身体がまったく動かなくなりました
(病気のことはいずれ書ければと)
心身の健康という下地がなけらば
何も始まらないんだという
最もシンプルなことに気づかされました
同時に
その時「Easy Go」・・・あったかな⁉って
♪52歳のバンドマンが叫んでます♪
『Easy Go』
神様 俺は今 人生のどのあたり
転んだら そのままで 胸を張れ
俺は今日も メシを喰って 出かけるぜっ♪♪
(エレファントカシマシの新譜より歌詞の一部抜粋)
https://www.youtube.com/watch?v=UZV5qyUxvgE
上位概念は
「志や夢や想いやビジョン」があって当然
それ自体になんのブレはありません
しかしそれを下支えする
究極の調味料は
「Easy Go」なのではないかと
自戒を込めて